2024年11月7日、スバルが「サンバーバン」の一部改良モデルを発表・発売しました。一体どのように進化したのでしょうか。
■スバル新型「サンバー」発表!
スバルは2024年11月7日、軽商用車「サンバーバン」の一部改良モデルを発表し、同日より発売しました。
「サンバー」シリーズは、1961年に初代モデルの登場したスバルの伝統的な軽商用車で、サンバーバンはその中のワンボックスタイプ。
現在販売されているのは、2022年に販売スタートした8代目にあたります。
この8代目ではプラットフォームを一新し、高剛性化と軽量化が実現。
また荷室上部のボディが四角くなり、荷室容量が拡大しました。
さらに、ステレオカメラを刷新した予防安全機能「スマートアシスト」を全車に標準装備。
衝突回避支援ブレーキ機能と衝突警報機能の対応速度向上や、二輪車・自転車・夜間歩行者認識への対応、車線逸脱抑制制御機能や路側逸脱警報機能、対向車などを認識してハイビームを部分的に遮光する「アダプティブドライビングビーム」などを採用し、安全性を向上させています。
パワートレインには新開発したFR用のCVTを搭載することで、燃費性能・静粛性・発進加速性能を向上。
そのほかCVTの4WD車には電子制御式4WDを採用し、路面状況に応じて3つの走行モードが選択できるようになっています。
また上級グレードの「ディアス」には、両側パワースライドドアや、スマートアシストの専用機能である全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール、レーンキープコントロールを採用するとともに、専用の内外装や外装色「オフビートカーキ・メタリック」「レーザーブルークリスタルシャイン」も設定しています。
そんなサンバーバンに今回発表された一部改良では、「VB」と「トランスポーター」のグレードにおいて、側面衝突時の乗員保護を目的としたサイドピラーガーニッシュ追加し、より安全性を高めました。
この新型サンバーバンの車両価格(消費税込)は、110万円から196万9000円までとなっています。
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ちなみにサンバーバンは、2012年発売の7代目以降はダイハツ「ハイゼット」のOEM車となっており、さらに姉妹車としてトヨタからは「ピクシスバン」も展開されています。