米国ラスベガスで開催の「SEMAショー2024」にて、日産はレトロな外観を実現した「Z」(日本名:フェアレディZ)のコンセプトモデルを初公開しました。
■待望の超レトロな日産「フェアレディZ」発表!
米国ラスベガスで2024年11月5日から8日まで開催の「SEMAショー2024」にて、日産は「Z」(日本名:フェアレディZ)をベースとするコンセプトモデル新型「レジェンドアクセサリーパッケージコンセプト」を初公開しました。
これは一体どのようなモデルなのでしょうか。
新型レジェンドアクセサリーパッケージコンセプト(以下、LAPコンセプト)は、2024年モデルとして限定生産された「Z ヘリテージエディション」にも採用されている“レトロな外観”を再現したパッケージを装備する、新しいZを予告するモデルです。
Z ヘリテージエディションとは、55年前の1969年に米国で発表されたS30世代の「ダットサン 240Z」に敬意を示し、その外観を現行Zに投影させた台数限定モデル。
オリジナルのS30を彷彿とさせる、象徴的なオレンジ色のボディや独特の配色を現行Zのデザインに落とし込み、日産のスポーツカーの伝統を称えるべく2024年に発売されました。
そして、この台数限定だったスタイリングをより多くのユーザーに届けるために誕生したのが、今回発表された新型LAPコンセプトになります。
同車には、オプション装備「レジェンドパッケージ」を採用することで、ヘリテージスタイルのフロントバンパーとグリル、ビンテージ風のアルミホイール、カーボンファイバー製のリアスポイラー、車幅のワイド化によって迫力を増すオーバーフェンダー、さらにZの歴史をオマージュする印象的なデカールなどが備わっています。
また、Cピラーにあしらわれたエンブレムは「7つのギア」を象徴化したデザインとなっており、これは歴代Zが紡いできた7つの世代を表現しているということです。
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日産は、この新型LAPコンセプトに装着されたオプション「レジェンドパッケージ」の市販化については公表しておらず、現在のところ不明です。
しかし多くのZファンが待望にしていたアイテムであることは間違いなく、今回のSEMAショー2024での反響次第では市販化が実現する可能性もあることから、今後の展開に注目が集まります。