丸目ライトのレトロなスタイルを持つオープンスポーツカーのカスタムカー「ナイチンゲール」に対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
■マツダ「“超レトロ”ロードスター!?」の正体に「驚き」の声集まる!
マツダ「ロードスター」をベースにユニークなスタイルを与えたカスタムカー「ナイチンゲール」に対し、SNSなどでは多くの声が集まっています。
ロードスターは、初代ユーノスロードスター(NA型)が1989年にデビューして以来、35年にわたってラインナップを続ける小型2シータースポーツカーの人気モデルです。
2015年登場の現行型は4代目(ND型)で、すでに歴代通算120万台以上を世界で販売しているといいます。
このように世界で愛され続けるロードスターに、オリジナルのボディキットを用いてモディファイしたカスタマイズカーが“ナイチンゲール”です。
製作したのはカーショップの「DUCKS-GARDEN(ダックスガーデン)」(茨城県鉾田市)。ベースには、2005年登場の3代目(NC型)シリーズへ2006年に新たに追加設定された「パワーリトラクタブルハードトップ(RHT)」仕様を用いています。
車名は、歴史上の偉人である“看護婦”の名ではなく、人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するモビルスーツの開発コードネーム名に由来しているといいます。
丸みを帯びたデザインが特徴のNC型ロードスターをベースに、オリジナルのボディキットをまとうことで、まるで旧車のような丸目2灯ヘッドライトやスラントノーズに変貌。
クラシックなテイストともに、モダンなデザインの実現に成功しました。
ダックスガーデンによると、モチーフとなったのは1968年に登場したマツダの名車「ファミリア ロータリークーペ」だったといいます。
このボディキットは、すべての変更箇所において車検に対応する構造を採用し、可能な限り無加工で装着できるよう、ボルトオンおよびボンドオンで大半のパーツが装着できます。
購入は公式サイトでも可能で、ボディキットの価格(消費税込)は、104万5000円となっています。
過去にはカスタムカーイベント「東京オートサロン2017」のコンセプトカー部門で優秀賞に選ばれるなど高い評価を集め、今も根強い人気となっています。
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そんなナイチンゲールに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「めちゃカッコいい」「(昭和の)サニーとか思い出した」など、懐かしさを覚えるスタイリングに共感する声でした。
また「NCにこういうスタイルが似合うって発見」「違和感ない」など、ボディキットの完成度の高さに驚く声も。
さらに「(現行型の)NDロードスターでも製作して欲しい」といったコメントもあり、さらなる展開にも期待が高まるところです。