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20年ぶり復活の「セリカ」登場!? “ダルマ”デザインのトヨタ「セリカ」に会場興奮! 迫力フェンダーに「170馬力」エンジン搭載!? ブルーに身を包んだ「2ドアクーペ」米で公開

くるまのニュース 2024年11月10日 11時10分

エネオスは、米国ラスベガスで2024年11月5日から開幕した米国自動車用品工業会主催「SEMA SHOW 2024(以下SEMAショー)」で、1972年式のトヨタ「セリカ」のレストアモデルを実車展示しました。

■20年ぶりにレストアで「パワーアップ」復活

 エネオスは、米国ラスベガスで2024年11月5日から開幕した米国自動車用品工業会主催「SEMA SHOW 2024(以下SEMAショー)」で、1972年式のトヨタ「セリカ」のレストアモデルを実車展示しました。

 トヨタのクーペ「セリカ」は、初代モデルが1970年に登場。滑らかな曲線を描くデザインやふっくらしたボディラインが特徴で、その外観デザインから「ダルマ」の愛称でも親しまれました。

 パワーユニットは、直列4気筒の1.4リッター(84馬力)、1.6リッター(シングルキャブ/100馬力)、1.6リッターOHV(ツインキャブ/105馬力)、1.6リッターDOHC(ツインキャブ/115PS)の4種類をラインナップ。

 さらに一部グレードをのぞき「フルチョイスシステム」を採用し、エンジンやトランスミッション、内装を選べるシステムになっていました。

 さて、そんな初代セリカ、しかも希少な初期モデル(1972年式)のレストア車が、SEMAショーの会場に登場しました。

 レーサーやエンジニアを務めたステファン・パパダキス氏が所有し、同車のレストアが完了したとして、今回展示されることとなったのです。

 20年もの間放置されていたというセリカをピカピカに生まれ変わらせる、大掛かりなプロジェクト。レストアの模様などは、SNSでも大きな話題になっています。

 行われたレストアではボディワークのオーバーホールのほか、エンジンの排気量を2.2リッターへパワーアップしています。さらにデュアル44ミクニPHHサイドドラフトキャブレターや、モータースポーツ仕様の特別な配線ハーネスによって、170馬力もの最高出力を発揮します。

 足回りも強化され、JRZダンパー、テクノトイチューニング製テンションコントロールロッド、4リンクリアサスペンションなどを採用し、往時よりも走行性能が高まっています。

 外観も存在感を一段と増しています。具体的にはToy Garage製作のTRDスタイルのフェンダーフレアとリップスポイラー、リアウィングが新装備され、ホイールとタイヤの幅も広くなっています。

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