ダイハツは軽自動車の「タント」シリーズを改良し発売しました。同車についてSNSではどのような反響が見られるのでしょうか。
■ダイハツ新型「タント」登場に反響殺到!
ダイハツは、2024年10月1日に軽自動車「タント」シリーズの一部改良を発表し、同年10月2日から販売を開始しました。
近年の軽自動車人気を牽引する主力ジャンル「スーパーハイトワゴン」を確立した同車の新型モデルについて、SNSではどのような反響が見られるのでしょうか。
タントは、2003年に初代モデルが登場。
全長・全幅の限られた“軽自動車”という規格に、かつてなく高い全高を組み合わせた斬新なボディを採用し、先述にように、「スーパーハイトワゴン」というジャンルを確立したモデルです。
限界まで広げたスクエアなボディによる広い車内スペースや、センターピラーを内蔵した「ミラクルオープンドア」、両側パワースライドドアなどの実用的な装備を揃えることで、現在も高い人気を獲得しています。
現行モデルは2019年7月に発売された4代目で、「DNGA(ダイハツニューグローバルアーキテクチャ―)」を採用した最初のモデルとして登場。
2022年には「次世代スマートアシスト」に夜間歩行者検知機能や路側逸脱警報機能が追加され、より安全性が向上しました。
そんなタントに今回実施された改良では、リアのコーナーセンサーが2個追加された合計4個となり、くわえて警告音量を変更することが可能になりました。
これによってさらに安全性が向上したため、これから新型タントを購入するユーザーにとって嬉しい改良となっています。
改良された新型タントの価格(消費税込)は145万2000円から208万4500円で、同シリーズの「タントカスタム」や「タントファンクロス」、「タント フレンドシップシリーズ」にも同様の改良が施されています。
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この新型タントについてSNSでは、「リアのセンサー増えただけかな?」「新型と言われれば新型と言えなくもない」というコメントがある一方、「もう進化する余地が無いんじゃないかな」「もうクルマはタントみたいなスーパーハイトワゴンだけでいいよね」「日常的な買い物や通勤、家族の送り迎え等、どの用事にも十分すぎる」「後席の電動スライドドアは小さい子供や高齢者のいる家庭にとって最高のアイデア」「法定速度で走るなら高速道路だって何の不足もないよ」など数多くのコメントが見られ、タントの使い勝手の良さが多くの人から支持を受けている様子が伝わります。
また、「車内空間の確保のために天井が高いけど、強い風が吹くと煽られる」「後部座席がバックドアから近すぎて、追突を考えると人を乗せたくない」という声も見られますが、これについては「限られたサイズでできる限り広く作る工夫をした軽自動車なんだから当たり前やん」「安全基準は達成しているし、エンジンや機器類、配線の設置とか、設計者の努力の末にこのスペースが作られているんだよ」との返答があり、各人の求める車内の広さと走行性能のバランスについては様々な意見もあるようです。