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スズキが「新型セダン」発表! サンルーフも装備した「上級モデル」誕生! スポーティな「スイフト」ベースで“5速MT”も搭載!? 7年ぶり全面刷新の「新型ディザイア」印国発売

くるまのニュース 2024年11月12日 13時10分

2024年11月4日、スズキのインド子会社「マルチ・スズキ」は、新型「ディザイア」の予約受付を開始し、ティザー映像・画像を初公開しました。どのようなモデルとなる見込みなのでしょうか。

■スズキが「新型セダン」誕生!

 2024年11月11日、スズキのインド子会社「マルチ・スズキ」は新型セダン「ディザイア」を発売しました。
 
 一体どのようなモデルなのでしょうか。

 ディザイアは、日本でも展開されているコンパクトカー「スイフト」をベースとする4ドアセダンです。

 初代モデルは、2008年に登場した「スイフト ディザイア」で、2017年のフルモデルチェンジを経て3代目となった際に車名を“ディザイア”のみに変更し、独立した車種となりました。

 とはいえ、その構造が「スイフトのセダン版」であることに変化はありません。

 今回発表された新型ディザイアのボディサイズは、全長3995mm×全幅1735mm×全高1525mm。

 日本仕様のスイフトより約140mm長く、40mmワイドな車体となっています。

 エクステリアは、従来モデルがスイフトにトランクを付けたような外観だったのに対し、新型モデルでは完全に独自のデザインとしました。

 フロントマスクにはワイド感を強調する横長のライトが採用してあり、そこにはベースとなる4代目スイフト(2023年12月誕生モデル)の面影は見られません。

 また、リアのテールライトも「ト」の字型に光る独特の形状とし、視認性と個性を両立しています。

 一方でインテリアは、4代目スイフトと共通のパーツ形状が多く見られる内装を採用。

 しかし、インパネを横に走るメッキのラインなど細かい差別化によって、スイフトより上質感を高めていることが伝わります。

 パワーユニットには、最高出力81.58馬力・最大トルク111.7Nmを発揮する新型1.2リッターガソリンエンジンを搭載。

 組み合わせるトランスミッションは5速MTか5速AGSで、燃費は24.79km/L~25.71km/Lを実現しています。

 この新型ディザイアについてスズキは、「“Progressive Stylish Compact Sedan(先進的でスタイリッシュなコンパクトセダン)”を商品コンセプトに、セダンらしい伸びやかで美しいシルエットと、先進的で精密なディティールを調和させ、コンパクトながらクラスを超えたエクステリアに一新した」と説明。

 高い経済性にも更なる磨きをかけることで、従来のセダンユーザーのみならず若いエントリーユーザーにも選んでいただける商品として開発したといいます。

※ ※ ※

 今回発表された新型ディザイアの現地での車両価格は、67万9000ルピーから。日本円に換算し、約124万円から販売されます。

 また同車は、インドでの販売開始に続いて、インド周辺国、中近東、アフリカ、中南米、アセアン市場への輸出も行われるということです。

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