カワサキは、マルチパーパスモデル 新型「KLX230シェルパ」を11月27日に発売すると発表しました。
■カワサキの名車「シェルパ」17年ぶり復活!
カワサキは2024年11月8日、マルチパーパスモデル 新型「KLX230シェルパ」を発表し、同年11月27日の発売を予告しました。
新型KLX230シェルパは、オフロード性能を主眼に置きながらも、街乗りなど幅広いライディングシーンにも適応するモデル。
都市の中から郊外、そして自然の中といったあらゆる環境において、ゆったりとしたライディングを楽しくことが可能で、かつて日本では2007年まで展開されていた「スーパーシェルパ」の実質的な後継車として、今回ブランド名が復活しました。
そのスタイリングには、近年人気の高まりを見せる“アウトドアギア”を彷彿とさせるデザインを採用。
街中から自然の中でも似合う柔らかなアースカラーで包まれたフォルムは、優しさと逞しさのバランスを高次元で調和した構成となっています。
パワーユニットには、最高出力18馬力・最大トルク1.9kgf・mを発揮する、232ccの空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。
このエンジンにはバランサーを搭載したほか、大きめのフライホイールマスによって、低中回転域で扱いやすい“粘り強い特性”を実現しており、同時に高速道路の巡航走行も快適にこなすといいます。
ボディの根幹となるフレーム構造は、エンジンを囲むようにステアリングヘッドからスイングアームピボットを直線的に結ぶ、ペリメター構造のセミダブルクレードルを採用。
インナーチューブ径37mmのフロントフォークとリヤのニューユニトラックサスペンションは、いずれも200mmと223mmのホイールトラベルを確保し、マルチパーパスとしての悪路走破性を高めるべく最低地上高は240mmを確保。
ツーリング中の未舗装から、本格的なオフロードに踏み入れた際にも、高い走破性を発揮します。
このように悪路に強い本格的なディメンションでありながら、シート高は845mmに抑えられ、ライダーの体格を選ばず高いポテンシャルを発揮することが可能。
またアルミ製のスキッドプレートやハンドガード、スタックパイプなど、トレッキングムードを高める装備類も標準装備しています。
さらに先進機能として、Bluetooth通信機能も搭載しており、スマートフォンから車両状況を確認できる液晶ディスプレイインストゥルメントも採用しています。
そのほか搭載されるABSは、ライダーの判断により任意でOFFにすることも可能です。
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この新型KLX230シェルパの車両価格(消費税込)は、63万8000円。最大乗車定員は2名です。
また、キャリアやエンジンガードなど、機能性をさらに向上させる純正アクセサリーも用意されています。