欧州トヨタは、コンパクトSUV「C-HR プラグインハイブリッド220」が採用する新機能「ジオフェンシング」による「Predictive Efficient Drive(予測効率ドライブ)」システムの概要を明らかにしました。これについて、日本のユーザーからも反響が集まっています。
■最新型「C-HR」の新機能に期待の声!
欧州トヨタは、コンパクトSUV「C-HR プラグインハイブリッド220」が採用する新機能「ジオフェンシング」による「Predictive Efficient Drive(予測効率ドライブ)」システムの概要を2024年9月16日に発表しました。
注目度の高いC-HRのニュースに、ユーザーからもさまざまな反響が集まっています。
C-HRは2014年開催のパリモーターショー2014で公開されたコンセプトモデル「TOYOTA C-HR Concept」を起源に持つモデル。
その後2016年には、このコンセプトモデルとほぼ同等の斬新なデザインを持つ“クーペスタイルのコンパクトSUV”として登場しました。
日本でも多くの人気を集めていたC-HRでしたが、2023年7月下旬をもって生産・販売が終了。
一方で欧州では2代目となる新型C-HRが2023年6月26日に世界初公開されました。
なお、欧州各国やオーストラリアなどでの発表・発売が進んでいますが、日本での販売については現時点で報じられておらず、海外専売モデルとなる見込みです。
新型C-HRのボディサイズは、全長4360mm×全幅1830mm×全高1558-1564mm、ホイールベースは2640mm。日本でも比較的扱いやすそうなサイズです。
エクステリアはスポーティで先進的なデザイン。インテリアも、クラスを超えた上質感かつスポーティなデザインに仕上がっています。
パワートレインは、システム最高出力約140馬力の1.8リッターハイブリッドと、システム最高出力約197馬力の2リッターハイブリッドを設定。
さらに、2リッターエンジン+プラグインハイブリッドシステムを搭載した最上級PHEVモデルの220PHシリーズが加わりました。
2リッターPHEVは、日常的な使用ではEV走行が可能なほか、リジェネレーション・ブーストによりアクセルのみで加減速できる、ワンペダルのようなドライビング体験もできます。
また2リッターPHEVには新機能「ジオフェンシング」による「Predictive Efficient Drive(予測効率ドライブ)」システムが搭載されます。
ジオフェンシングは、GPSやWi-Fiなどを使って、特定の場所やその周辺に仮想的な境界(ジオフェンス)を設け、対象がその境界内に入ったとき、あるいは境界から出たときに、ソフトウェアで所定のアクションを実行する仕組みです。
これにより、交通状況やドライバーの運転スタイルを分析するほか、低排出ガスゾーンか否かも判断して、自動的にEV(電気自動車)モードとハイブリッドモードを切り替えます。
バッテリー残量だけでなく、交通状況や規制、運転スタイルなど多くの要素を複合的に勘案して、より効率的な切り替えを可能としているのが特徴です。
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C-HRの新機能のニュースについて、ユーザーからは「ジオフェンシングは期待」といった声、また「日本で売って欲しいなあ」「日本でも販売して」などC-HRの日本導入を望む声などさまざま寄せられていました。
現状は海外専売モデルとなる新型C-HRですが、日本の道路形状にも適したサイズ感や、先進的な新機能の搭載により、ますます日本導入への期待が高まっている様子がうかがえます。