マツダのミドルクラスクロスオーバーSUVとして人気の高い「CX-5」。まもなくのフルモデルチェンジが期待されていますが、「とっきー_ジムコザ@DAMD.inc」氏が新型CX-5の予想スケッチを公開しました。
■新型「CX-5」そろそろ登場?
マツダのミドルクラスクロスオーバーSUVとして人気の高い「CX-5」。現在は2代目モデルが販売中となっていますが、2017年にデビューしたモデルということでまもなくのフルモデルチェンジが期待されています。
一部では「CX-60」が登場したことでCX-5は姿を消すのではないかというウワサもありましたが、2024年5月に行われたマツダの2024年3月期決算説明会において、CX-5について次期型が登場することを明言。
さらに次期型CX-5には、マツダ独自のハイブリッドシステムを搭載する計画があることも明らかとなり、新型CX-5を待ち望んでいるユーザーからは歓迎の声が聞かれました。
その発表を受けて、現在はカスタマイズカーを多くリリースするDAMDのデザイナーとして活躍する「とっきー_ジムコザ@DAMD.inc」氏が新型CX-5の予想スケッチをX上で発表しています。
この予想スケッチはあくまで予想であり、エンターテイメント性を含んだものであることは留意したいところですが、一目でマツダのSUVであることが分かるデザインとなっています。
イメージとしては北米向けにリリースされている「CX-50」のナロー(幅の狭いモデル)版といった感じで、CX-50が持つ当時最新だった魂動デザインを踏襲し、ダイナミックでスポーティなプロポーションとなっている点が特徴。
CX-60/80にも共通する掘りの深いバンパーを採用しつつも、フロントグリルをCX-50に近い薄型とし、キャビンもコンパクトにまとめることで軽快さとスポーティさを感じさせるものとなっていて、プレミアムで重厚感のあるCX-60/80とは違った魅力を与えられています。
先日、中国で発表された「MAZDA 創 ARATA」という電動SUVのコンセプトモデルも、一部では次期CX-5を示唆するモデルという声がありますが、同氏は中国向けのモデルで次期型CX-5とは全く違うクルマになると予想しており、実際にどうなるかも気になるところ。
すでにCX-60が存在しているにもかかわらずCX-5が登場することに懐疑的な意見もあるようですが、CX-60はハリアー対抗、CX-5はRAV4対抗と全く異なるキャラクターが与えられると面白いと同氏は語っています。
実際、CX-60はラージ商品群のモデルでFRベースの新型プラットフォームを採用していますが、次期CX-5はスモール商品群のFFベースのプラットフォームが与えられると考えられているため、キャラクターが異なるというのも納得できるでしょう。
次期型CX-5については早ければ2024年度中にも発表されるとウワサされているので、今後のマツダの発表にも注目しつつ待ちたいところです。