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日産「次期スカイライン!?」公開で反響多数!? デカすぎグリル×ファストバックセダン! Vision Qe登場から1年… スカイライン後継といえる訳

くるまのニュース 2024年11月15日 11時10分

今から約1年前の2023年10月24日に日産は、高級ブランド「インフィニティ」の、EVコンセプトカー「Vision Qe」と「Vision QXe」を発表しました。それから1年、なにか動きはあったのでしょうか。

■「日産自動車はスカイラインを決してあきらめない」から早3年…次期スカイラインは?

 2023年10月24日に日産は、高級ブランド「インフィニティ」の商品ラインナップを電動化していく一環として、EVコンセプトカー「Vision Qe」と「Vision QXe」を公開しました。

 それから約1年。ファストバックセダンコンセプトとなるVision Qeは「スカイラインの後継」といえるようです。

 2023年10月の発表では、EVコンセプトカー「Vision Qe」と「Vision QXe」を公開。

 あわせて、新たなSUVのフラッグシップとなる「QX80」を2024年に発売し、さらに今後は新型クロスオーバークーペ「QX65」も投入することを明かしていました。

 それぞれの特徴として、まずVision Qeは、米国のキャントン工場で生産される予定のインフィニティ初となるEVのデザインの方向性を示しています。

 Vision Qeは流麗で低くワイドなフォルムに、デジタルピアノキーライトと印象的なマシンドフィニッシュのホイールを組み合わせていると明かしています。

 次日SUVのEVコンセプト「Vision QXe」は、実用的なクロスオーバーのボディにインフィニティの最新デザインと多くの先進技術を採用。

 またインフィニティの次世代SUVフラッグシップとなるQX80は前述の予告どおり、2024年7月に米国などで発売されました。

 そして新型「QX65」は、競争の激しい中型クロスオーバーセグメントにおいて、スタイリッシュな2列シートの新たな選択肢を提供することがこの時点で明かされていました。

 また2023年12月にはVision Qeのデザインに関するエピソードが明かされています。

 このVision Qeに関して一部では「Vision Qeはインフィニティ『Q50(日本名スカイライン)』の後継?」と噂されてきました。

 そして時は流れ、2024年8月20日にインフィニティは2025年のモデルラインナップを発表。しかしそこにはQ50とその2ドアクーペ版「Q60(日本未発売)」の名がなかったのです。

 これに対してこの発表内容には公式アナウンスはなかったものの、インフィニティの担当者は次のように述べてくれました。

「QX80を皮切りに4つの新商品で車種ラインナップを一新するというコミットメントに基づき、Q50は24年モデル以降、アメリカ、およびカナダでは販売されません。

 Q50のスピリットは、2023年10月にデビューした『Vision Qe』が予告する未来のスポーツセダンEVにも確実に受け継がれていきます」

 つまりこれを日本市場に当てはめると、スカイラインのDNAがVision Qeに受け継がれると言っても過言ではありません。

■次期スカイラインは…いつ? 「日産自動車はスカイラインを決してあきらめない」発言から早3年経つが…

 思い返せば2021年6月に「スカイライン廃止」という新聞報道が世間をざわつかせました。

 その報道からわずか3日後に日産の星野朝子副社長は「日産自動車はスカイラインを決してあきらめない」とコメントしています。

 しかしながらそれから約3年の間、「次期スカイライン」に関する続報はありませんでした。

 そうしたなかで今回のQ50(スカイライン)に関するインフィニティの発言はファンに期待をもたせるものと言えます。

日産の経営計画「The Arc」において紹介された「丸目4灯テール」のクルマが!

 また2024年3月25日に発表された経営計画「The Arc」で今後3年間で投入する予定の新型車のシルエットのなかにスカイラインのアイデンティティでもある「丸目4灯テールランプ」もあり、ますます期待が高まっていました。

 現在、日産の経営状況は芳しくはありませんが、日産の看板モデルとなるスカイラインがどのような形で存続するのか。

 星野朝子副社長の「日産自動車はスカイラインを決してあきらめない」はどうなるのか。

 今後の日産からも目が離せません。

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