レクサスの中国法人は、ミディアムSUV「NX」の特別仕様車「アニバーサリースペシャルリミテッドエディション」を発表しました。
■中国本土導入10周年を記念…
レクサスの中国法人は2024年11月8日、ミディアムSUV「NX」に特別仕様車「アニバーサリースペシャルリミテッドエディション(以下、10周年記念車)」を設定し、発売しました。
NXは2014年に登場したミディアムサイズSUVです。レクサスらしいラグジュアリーな仕立てとSUVらしい力強さを両立させたほか、扱いやすいボディサイズや充実した先進機能などが評価されています。
中国においても2014年の販売開始以来、中国本土全体で約30万台を販売し、高い支持を得てきたといいます。
2代目となる現行型は2021年11月に発売。レクサスの中核モデルとして、スピンドルグリルやインテリアの「Tazuna Concept(タヅナコンセプト)」など、次世代のデザインを採用し、デザインの一新を図りました。
また、レクサス初のPHEVなど多彩なパワートレインの設定、先進運転支援システム「レクサス セーフティ システム+」の性能向上などが図られています。
ボディサイズは、全長4660mm×全幅1865mm×全高1660mmで、ホイールベースは2690mmです。
中国仕様のパワートレインは2.5リッターガソリンの「NX260」、同エンジン+モーターの「NX350h」、同エンジンのPHEV仕様「NX400h+」を設定。駆動方式はNX350hのみ4WDも用意し、そのほかはFFとなっています。
今回登場した10周年記念車はNX260の上級グレード「Chuangyue Edition」をベースに各種装備を備え、特別感を与えたモデルです。
エクステリアでは、「NX 10th Anniversary」のロゴとともに上品なシャンパンカラーとホイールのデザインを組み合わせた専用バッジをテールゲートに装着。ステアリングにも同様のものをあしらいました。
また、NXのシルエットをデザインした専用のイルミネーションスカッフプレートや、きらびやかで高級感のあるブラッククリスタル マルチレイヤーパネルを装備することで、室内の雰囲気もラグジュアリーな仕立てへと変更。
このほか、電動テールゲートやヒーター付きステアリングホイール、ベンチレーション付きシートなどを装備し、秋冬に暖かいドライブをもたらすとしています。
さらに、10周年記念車専用アイテムとして、カシミヤブランド「オルドス」による上質なメリノウール素材を用いた「カスタマイズウールカシミヤショール」が限定ギフトとしてプレゼントされます。
レクサスNX 10周年記念車の価格は35万9800元(約774万円)に設定されています。