2024年10月1日に一部改良されたダイハツ「タントシリーズ」が発表されました。翌2日から発売されたていますが、何が変わり、販売店にはどのような反響が届いているのでしょうか。
■ダイハツ販売店に寄せられたタントへの反響は?
ダイハツ「タント」といえば、同社で人気の軽自動車ですが、2024年10月1日に一部改良されたモデルが発表されました。
翌2日から発売されたタントですが、何が変わり、販売店にはどのような反響が届いているのでしょうか。
現行のタントは4代目となり、2019年7月に発売されました。
タントは現在、軽自動車市場で人気の全高1700mm以上×スライドドアという「軽スーパーハイトワゴン」ジャンルに分類されるモデル。
ライバルにはホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」、日産「ルークス」、三菱「デリカミニ」などが挙げられます。
これらのライバルにおいて、タント独自の特徴としてはセンターピラーを内蔵した「ミラクルオープンドア」が挙げられ、助手席側からのアクセス性が向上していることです。
そんなタントですが、2019年の登場以降に新グレード追加や一部改良、マイナーチェンジ、個性的な仕様「ファンクロス」の追加などを行ってきました。
今回の一部改良では、リアのコーナーセンサーが新たに2個追加され計4個に。
さらには警告音量を変更することが可能になりました。
これらは安全性が向上したため、これから新型タントを購入するユーザーにとって嬉しい改良となっています。
一部改良されたタントの価格は、145万2000円から169万9500円。タントカスタムが183万7000円から193万500円。タントファンクロスが177万6500円から187万円です。
そんなタントについて、ダイハツ販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。
関東圏の販売店では次のように話しています。
「今回の改良は安全面に関する部分なので、それほど改良に対する問合せはありません。
ただ、警告音が大きくなるという部分は実際に使う上で『良いね』という声は頂きました。
またタントに限った話ではないですが、ダイハツでは様々な問題がありましたが、お客様から『改良待ってたよ』という声をいただくこともあり、嬉しい限りです」
対して、関西圏の販売店では次のように話しています。
「リアコーナーセンサーと警告音の改良なので、これが決め手で購入するという人は少ないです。
ただ改良が発表されたことでニュースになり、それを見て販売店に足を運んで頂いたお客様もおります。
元々タントはセンターピラーレスということもあり、ライバルとは違う特徴があります。
とくに子育て世代からはお子さんの乗り降りやベビーカーを載せるなどで『楽だね』という声を頂いております」
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今回の一部改良はあくまでも安全面ですが、タント自体の関心は依然と高いようです。
登場から約5年。今後、どのような大幅改良が行われるのか。こちらも注目です。