人気の三菱「デリカD:5」をベースとしたKUHLJAPAN(クールジャパン)のコンプリートカーVRARVA(ブラーバ)「ORCUS(オーカス)」とはどのようなモデルなのでしょうか。解説します。
■オーカスとは
多人数乗車が可能でスライドドアを持ったミニバンでありながら、SUVが持つ走破性も兼ね備えたオールラウンダーミニバンとして根強い人気を誇る三菱「デリカD:5」。
それだけ多くのユーザーに支持されているということは、街中などで見かける機会も必然的に多くなり、個性を打ち出したい人にとっては歯がゆい想いをしているのではないでしょうか。
そんな個性を求めるユーザーにピッタリなのが、エアロパーツなどの開発・製造・販売を手掛けるKUHLJAPAN(クールジャパン)が2023年に新たに立ち上げたSUVブランドの「VRARVA(ブラーバ)」からリリースされている、デリカD:5をベースとしたコンプリートカーの「ORCUS(オーカス)」です。
近未来のサイバーパンク的なデザインが特徴的なブラーバのモデルは、ベース車の“らしさ”は残しつつも、外装を大きく変えることでイメージを一新しているのが最大の魅力。
特にオーカスのフロントマスクでは、ライト類以外はすべてオリジナルの外装パーツに置き換えているほどのこだわりぶり。
フロントフェンダーも、盛り上げられたボンネットに合わせてかさ上げがなされ、同時に片側30ミリのオーバーフェンダー化がなされているものに変更されています。
そしてワイド化されたフェンダーに合わせ、ドアパネルにもボリュームのあるパネルを装着。一旦絞られるものの、再びリアフェンダーに向けてワイドになるというアグレッシブなサイドスタイルを実現。
リアフェンダーもフロントと同じく30ミリのワイド化がなされていますが、スライドドアが開閉できるようにデザインされているため、使い勝手は一切犠牲になっていないのもポイントです。
リアについてもフロントと同じく大きくイメージを変えており、特にテールランプ中央には立体感のある大型ガーニッシュを装着したほか、ナンバープレートの位置をリアゲート中央に移設しているため、こちらもノーマルとは全く異なる印象となっています。
足元にはブラーバオリジナルの17インチ「DW01」ホイールを装着。オーバーフェンダーに合わせたサイズとなっているため、「グラントレックAT5」のオールテレーンタイヤとの組み合わせでエクステリアに負けない存在感を放っているのも見逃せません。
このブラーバオーカス、新車ベースで599万円から。
ルーフエンドウイング、リアピラーガーニッシュ、ドアミラーカバー、ドアノブカバー以外の外装パーツはタイヤホイール含めてすべて標準装備となっているため、非常に買い得感の高いものとなっています。
他の人は違うデリカD:5に乗ってみたい人は検討してみてはいかがでしょうか。