三菱のフィリピン法人は、フィリピン国際モーターショーに「モンテロスポーツ」の新たな特別仕様車「モンテロスポーツ ブラックシリーズ ラリーアート」を初公開しました。どのようなモデルなのでしょう。
■新たなラリーアート誕生!
三菱のフィリピン法人は、現地で開催されたフィリピン国際モーターショー(PIMS、会期10月24日〜27日)にミドルSUV「モンテロスポーツ」の新たな特別仕様車「モンテロスポーツ ブラックシリーズ ラリーアート」を初公開しました。
モンテロ スポーツは、かつて三菱の黄金時代を支えた本格SUV「パジェロ」で培ったオフロード性能や信頼性に、乗用車並みの快適性・機能性を融合させた3列シート7人乗りSUVです。生産地タイなどでは「パジェロスポーツ」の名で展開されています。
ボディサイズは全長4825mm×全幅1815mm×全高1835mm、ホイールベース2800mm、最低地上高218mm。
パワートレインは2.4リッター直列4気筒ディーゼルエンジンに8速ATまたは6速MTを組み合わせており、最高出力181PS・最大トルク430Nmを発生します。駆動方式は2WDまたは4WDです。
そんなモンテロスポーツの最上級グレード「ブラックシリーズ」をベースにした特別仕様車が今回PIMSで初公開されたブラックシリーズ ラリーアートです。
ラリーアートは、世界ラリー選手権(WRC)やパリダカールラリーといった厳しいフィールドで、走りと技術を鍛えてきた三菱のヘリテージブランド。同モデルは、その豊富なアクセサリーを活用して、エクステリアをアグレッシブに飾り立てているのが特徴です。
主な特別装備は赤いフロントアンダーガーニッシュ、赤いリアアンダーガーニッシュ、赤いマッドフラップ、黒いフェンダーアーチモールディング、そしてリアフェンダーに貼られた大判デカールです。
白いボディに施された鮮やかな赤いカラーが目をひく仕上がりで、モンテロスポーツの個性をより引き立てています。そのほか、インテリアには専用フロアマットが装着されます。
価格はベース車より11万5000ペソ(約30万円)ほど高い227万7000ペソ(約600万円)からとなっています。