スズキは2024年11月18日、「Hayabusa」のカラーチェンジを行い、同月22日に発売すると発表しました。
■空力性能と美しさの融合からなる“世界のハヤブサ“
スズキは2024年11月18日、「Hayabusa(ハヤブサ)」のカラーチェンジを行い、同年11月22日に発売すると発表しました。
ハヤブサと言えば、公道における「究極のスポーツバイク」として誕生し、スズキの傑作バイクとして人気を誇っていますが、一体どのように変わったのでしょうか。
スズキの新型ハヤブサは、スーパースポーツとツアラーの良いとこ取りをした“メガスポーツ”に分類されるバイクです。
ハヤブサは、1999年に初代が登場し、圧倒的なスピードと、曲面を多用した独特な空力デザインのボディで、当時の二輪市場に衝撃を与えました。
当時のリッタークラス(1,000cc前後)のスポーツバイク市場で他メーカーに先駆けるため、「最高速300km/hを達成する市販バイク」を目指してハヤブサを開発しました。
名前の由来は鳥類の「ハヤブサ(隼)」からで、その飛翔速度(時速300km/hを超えることもある)と俊敏さがコンセプトにマッチしており、名づけられました。
高い空力特性を追求したボディは、鎧兜をモチーフにデザインされています。
2008年には2代目が登場し、2013年のマイナーチェンジでは、安全性を高めるためにABSが搭載されました。
2021年には、現行モデルである3代目へとフルモデルチェンジを行い、電子装備を充実させることで、さらなる進化を遂げています。
外装は「凶暴さを制す知性」をデザインコンセプトにしており、溢れ出る強力なパワーをコントロールする流麗なエアロダイナミクスデザインが特徴です。
大型なフロントカウルやLEDライト、サイドパネルの差し色が、スポーティさを引き立てています。
パワートレインは、最高出力188馬力・最大トルク149Nmを発揮する1,340cc直列4気筒エンジンを搭載。
最新の排出ガス規制に対応しつつも、スムーズで、どの速度帯でもパワフルな走りを実現し、日常的な走行からサーキット走行まで幅広く対応しています。
電子制御システムでは、スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S)を装備。トラクションコントロールやクルーズコントロール、クイックシフトシステム、ABSなど、ライダーが求める使いやすさと利便性を向上させています。
ハヤブサの特徴でもある大型の5連メーターは、ライダーが必要とする情報を視認しやすく、洗練されたインストルメントパネルに仕上がっています。
さらにフルカラー液晶ディスプレイ内のインジケーターで動作状態の確認が可能な「ETC2.0車載器」を標準装備しており、車載器本体は外観を損なわないピリオンシート(後席)下に設置されています。
カラーバリエーションは、「マットスティールグリーンメタリック/グラススパークルブラック」「グラススパークルブラック/マットチタニウムシルバーメタリック」「ミスティックシルバーメタリック/パールビガーブルー」の全3色です。
新型ハヤブサの車両価格(税込)は223万3000円です。最大乗車定員は2名です。
2024年11月25日から同年12月25日までの期間限定でハヤブサカラーオーダープランが実施されています。
カラーオーダープランは、「ボディカラー」「アクセントカラー」「ホイール」の3カ所を現行モデルのハヤブサで使用されているカラーから好きなように組み合わせて全18種類のカラーパターンから購入することが出来ます。
ハヤブサカラーオーダープランの車両価格(税込)は228万8000円です。納車は2025年2月以降となっています。