2024年11月15日、ソニー・ホンダモビリティは、2025年1月にラスベガスで開催される「CES 2025」に出展することを発表しました。同イベントでは最新の量産EVモデル「AFEELA」の展示や、先行受注に関する詳細が公表される予定です。
■CES初の試みを成し遂げる ソニー・ホンダモビリティ
2024年11月15日、ソニー・ホンダモビリティ(以下、SHM)は、2025年1月7日から10日(現地時間)にかけて米国・ネバダ州ラスベガスで開催される「CES 2025」に出展することを発表しました。
SHMは、ソニーグループとホンダが2022年10月に設立した合弁会社となり、「人とモビリティの新しい関係」を提案するブランド「AFEELA」を展開しています。
AFEELAは、2025年に最初の量産EVモデルを発売し、2026年にデリバリーを開始する予定と発表をしています。
出展が発表されたCESは、1967年からラスベガスで毎年開催される世界最大規模のテクノロジー見本市です。
従来のCESは、テレビやオーディオなどを展示する「エレクトリック製品の見本市」という位置づけでした。
しかし、近年は世界最先端の技術を発表する場としてIT関連からクルマまで世界中から様々な分野の出展が集まるイベントとなっています。
同イベントでSHMは、ブースにて2025年に発売を予定している最新のAFEELAの量産EVモデルを展示し、コンセプトとして掲げている「進化する自律性」「身体、時空間の拡張」「人との協調、社会との共生」の具体像や、最新の取り組みを紹介するといいます。
また、同ブースではSHMとしてCESで初めてとなる、自社単独プレスカンファレンスを開催します。
現地時間2025年1月6日17:00から17:45(日本時間1月7日10:00から10:45)にソニーグループのプレスカンファレンスが行われ、最新情報が公開されます。
翌日の7日16:30から17:00(日本時間1月8日9:30~10:00)には、自社単独プレスカンファレンスが行われ、AFEELAの全体像について詳細が発表される予定です。
両プレスカンファレンスの模様はオンラインで配信が予定されており、新たな発表に期待が高まります。
そんな注目が集まるAFEELAですが2024年8月9日から10月14日に虎ノ門ヒルズで開催された体験型エキシビション「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」にて「AFEELA Prototype 2024」が実車展示されていました。
AFEELAはセダンタイプのBEV(電気自動車)。
ボディサイズは、全長4915mm×全幅1900mm×全高1460mm、ホイールベースは3000mmです。
デザインコンセプトは「NEWTRAL」となり「中立・調和」、そして「新たなトライアル」を意味しています。
スタイリングは線・凹凸を徹底的に削ぎ落とし、優しく、間断なく包み込むようなフォルムを描き出しました。
インテリアは室内に一歩足を踏み入れると、まるで包み込まれるようなラウンド空間を実現。
パワートレインはモーターがフロント180kw、リア180 kw。バッテリーがリチウムイオンの容量91kWhを搭載する予定です。