ホンダは2024年11月5日、イタリア・ミラノで開催されたEICMA2024(ミラノショー)で新型「CB750 ホーネット」を発表しました。同時に日本への導入が予定されていることを明かしました。
■「次世代スポーツ!」ホーネットが日本へ帰ってくる!?
ホンダは2024年11月5日、イタリア・ミラノで開催されたEICMA2024(ミラノショー)で新型「CB750 ホーネット」を発表しました。
同時に日本への導入が予定されていることを明かしました。
2022年に欧州で発表され日本でも話題となったCB750 ホーネットですが一体どのようなバイクなのでしょうか。
ホンダの新型CB750 ホーネットは、スポーツネイキッドに分類される大型バイクです。
1996年に初代である「MC31型 ホーネット(250cc)」が登場。
直列4気筒エンジンを搭載し、アップマフラーで奏でる甲高いF1サウンド、安定性のある太いリアタイヤ、グラマラスなボディラインと様々な魅力で大人気車種となっていました。
そのほかにも、同じホーネットの名で排気量が異なるモデルが多数存在していましたが、2007年を最後に日本での生産・販売を終了しています。
今回発表された新型CB750 ホーネットは、2022年に欧州で発売されたニューモデル(新排気量)に、新しいデザインのフロントフェイス、LED灯火類を得るとともに5インチのTFTメーターの機能面がアップデートされ、足回りではサスペンションのセッティング変更が行われているマイナーチェンジが施されました。
フロントフェイスでは、取り付け位置がさらに低く設定され「ストリートファイター顔」に変化しています。
新しいデュアルLEDレンズユニットは、従来のライトと比べ最大2倍の明るさでライダーの視認性を向上させています。
TFTメーターは、ハンドルバーに搭載された4方向トグルで操作することができ、表示方法の変更が出来るようになりました。また、Honda RoadSyncを使用しスマーフォンと接続することでナビゲーション、音楽など多くの機能を利用できます。
パワートレインには、新排出ガス規制ユーロ5+に対応した、最高出力67.5kW(91.8ps)・最大トルク75Nmを発揮する755ccSOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載。
低回転域では深い鼓動感のある低音を響かせ、高回転域ではショートストロークらしい歯切れのよい高速音が楽しめます。
タンク容量は15.2リッター。WMTCモードでの平均燃費は23km/L。
車両装備として、ハザードランプ、ABS、ライディングモード、スリッパ―クラッチを備えます。
カラーバリエーションは「マットバリスティックブラックメタリック」「グリントウェーブブルーメタリック」「デジタルシルバーメタリック」「マットパールグレアホワイト」全4色となっています。(欧州でのカラーバリエーションとなるので国内仕様では異なる場合があります)
なお、現時点で新型CB750 ホーネットの車両価格(税込)は公表されておらず、日本導入時期も現在は未定となっています。