デザインディレクターのRoman Miah氏とAvante Design社によって製作されたレンダリング(イメージCG)である、「R36 スカイラインGT-R」。実車化が着々と進行しており、製作過程がSNSに投稿されている最中です。このクルマについて、日本国内でもさまざまな反響が出ています。
■実車製作中「R36 スカイラインGT-R」に熱いコメント多数
デザインディレクターのRoman Miah氏とAvante Design社によって製作されたレンダリング(イメージCG)である、「R36 スカイラインGT-R」。
実車化が着々と進行しており、製作過程がSNSに投稿されている最中です。
歴代のGT-Rの名称を冠するモデルのデザインが取り入れられた同車に、日本国内でも様々な反響があります。
2007年の初登場以来、高い人気を誇っている日産のスポーツモデル「GT-R」(R35型)。
同車のファンの中には自主的に次期型を予想するユーザーもおり、デザインディレクターのRoman Miah氏とAvante Design社が2022年に公開したR36 スカイライン GT-Rのレンダリングは、特に話題を呼んでいました。
レンダリングのR36 スカイライン GT-Rは、現行のGT-Rの前身にあたるBNR32型、BCNR33型、BNR34型スカイラインGT-Rそれぞれのデザインをモチーフとしており、名称にもスカイラインと入っています。
レンダリングではあるものの、実車化が望まれるほど好評であったため、ドイツのアルティザンビークルデザイン社が現行のR35型をベースにカスタムする形で、実車製作を進めています。
エクステリアは、ヘッドライトとテールライトがR34型を思わせるデザインとなっているのが特徴。
インテリアは、ドイツの自動車シート専門メーカーであるレカロ社製のシートを採用し、ハンドルやシフトノブを新デザインのものに変更する予定です。
インストルメントパネル中央に、縦型の大型ディスプレイを搭載しているのもポイント。
グレードは、最高出力800馬力を誇る「トラックパッケージ」と、最高出力1000馬力を誇る「アルティメットパッケージ」の2つが用意されます。
後者はドイツの自動車部品メーカーであるビルシュタイン社製のショックアブソーバーや、イギリスのレーシングブレーキメーカーであるアルコン社製のビッグブレーキキットを装備するなど、大きなパワーに対応できる足まわりを実現。
両グレードとも、ボディカラーは全10色から選択可能です。
ドイツ・ハノーヴァの工場で施工している様子が同社のSNSで投稿されており、話題は絶えません。
2024年9月30日には「生産版」となる現実のデザインも公開され、発売に期待がかかっている状況です。
生産台数は限定36台。価格はドナーカー(R35)持ち込みの場合でトラックパッケージが36万9000ポンド(約7217万9905円)から、アルティメットパッケージが40万ポンド(約7824万3800円)からとなっています。
ドナーカーがない場合は同社が調達をサポートしてくれますが、別途ドナーカー代がかかるとのことです。
このような特徴を持つR36 スカイラインGT-Rに、日本国内でもさまざまな反響が出ています。
まず「わーかっこいい」「これ格好いいわね」「これはいいぞ」「すげーな」「今のエコカー時代にこういうの好き」「カッコいいな~」「うっほぉ…これはすごいなぁ…」「やっぱR34のデザインが良かったからコレはカッコいい」という、称賛する声が多数寄せられました。
GT-Rを愛するユーザー目線で作られたデザインは、やはり他のユーザーから見ても魅力的に映るようです。
また「日産が適正な価格で出してきたら売れそうなのにな」「このデザイン見るだけでもうカッコイイのがわかる。しかしね…高すぎて買えないのよ…」「これマジの生産版デザイン…? マジならありえん借金してでも手に入れたいな」という、価格に関する関心も高いようです。
日本円にして約7217万円以上という価格は、36台限定という台数もさることながら、なかなか欲しいと思っても手に入る可能性は低いでしょう。
もう少し現実的に手を出しやすい金額で、日産が量産すれば売れるのではないか、という意見もありました。
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当初はイメージCGに過ぎなかったものが、着々と製品化に向けて進んでいる、R36 スカイラインGT-R。
当然ながら、やはり市販化の予定があるかないかで反響の数は大きく変わってくるようで、購入するかどうかは別としても、楽しみにしているユーザーは多くいるようです。