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斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!

くるまのニュース 2024年11月23日 21時10分

フェラーリがかつて公開した日本専売モデルに、ネット上では多くの反響が集まっています。

■日本専売だった「フェラーリ」に反響集まる!

 フェラーリは、その歴史を通じて数多くの台数限定モデルを発表してきました。
 
 その中には、日本市場限定で販売された非常に特別なモデルも存在し、ネット上では多くの反響が集まっています。

 そのクルマとは「J50」です。

 同車は、2016年にフェラーリの日本進出50周年を記念して製造されたスペシャルモデルです。

 限定生産はわずか10台。フェラーリにとって日本市場は重要な地域であり、その特別な関係を象徴する1台となっています。

 なお、日本に最初に正規輸入されたフェラーリは「275GTB」で、これはフェラーリ初の本格的なロードカーとして設計されたモデルでもあります。

 フェラーリは、他の地域向けにも記念モデルを発表しています。

 例えば、アメリカ市場向けには進出60周年を記念した「F60アメリカ」があります。

 このモデルは「F12ベルリネッタ」をベースとしたオープントップ仕様で、J50同様に非常に限られた台数が生産されました。

 こうした背景からも、J50が日本市場専用に設計されたことの特別さが際立ちます。

 J50のベースとなったのは2015年から2019年まで展開されていた「488スパイダー」。

 V型8気筒ツインターボエンジンをミッドシップに搭載したオープントップモデルで、フェラーリのV8ミッドシップシリーズの中核を担うクルマです。

 しかし、J50はそのデザインをさらに進化させています。

 フェラーリ・スタイリング・センターが手掛けたJ50は、1970年代から1980年代にかけてのフェラーリ・ロードカーを彷彿とさせる「タルガトップ」のボディを採用。

 これにより、488スパイダーとは一線を画すスタイリッシュな外観となっています。

 さらに特徴的なのは、ウインドスクリーンに流れるサイドウィンドウの斜めカットラインと、フェラーリの往年のスーパーカー「288GTO」や「F40」、そして「F50」から着想を得たブラックのスウェッジラインです。

 このラインは、低く抑えられたフロントノーズからドア後方のエアインテークへとつながり、空力性能と美しさを両立しています。

 インテリアにもJ50専用のこだわりが随所に見られます。

 スポーツシートには跳ね馬とJ50の刺繍が施され、センターコンソール周りも特別な仕立てとなっています。

 さらに、J50はフェラーリ伝統のオーダーメイドプログラム「フォーリ セリエ」によって1台ずつ仕上げられました。

 オーナーの要望を反映してカスタマイズされたため、同じ仕様のJ50は存在しません。

 このような希少性もJ50の魅力を高めています。

 エンジンは488スパイダーの3.9リッターV型8気筒ツインターボを基にしており、最高出力は670psから690psに強化。

 このチューニングにより、J50はベースモデル以上のパフォーマンスを発揮します。

 そんなJ50ですが、当時の新車価格で250万ユーロから300万ユーロ(当時のレートで約3億円から3億6000万円)といわれていましたが、発表と同時に完売。

 なお、中古車市場ではさらに価値が高騰しており、以前掲載された1台は4億8000万円という驚きの価格でした。

 このことからも、J50がいかに高い人気と価値を持つモデルであるかが分かります。

 そんなJ50にネット上では、「690馬力でV8ツインターボってスゲエな」「今はミッドシップV8モデルがないから、この頃のフェラーリの方が好き」といった、パワフルなエンジンについてや、「伝統モデルのオマージュが堪らない」「今のフェラーリにも少し通じるデザインがいくつかあるな」「個性的でカッコイイ」など、特別なモデルならではの唯一無二な外観が好評のようです。

 また、「限定10台って激レアだなあ」「実物見たことないから見てみたい」「めちゃ値段高すぎだし、少なすぎて博物館に飾る級の1台だろ」など、その希少性に注目している声も。
 
 一方で「日本専売なのに、右ハンドルじゃないんかい」「なんで右ハンドル無いの」「日本は左側通行なんですが…」と、日本専売モデルなのに右ハンドルの設定がないことに、疑問を抱くユーザーも複数見られました。

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