マツダの中国法人は、2024年11月に現地で開催された「広州モーターショー」にて、新型「EZ-6(イージーシックス)」の実車を展示しました。EZ-6とはどのようなクルマなのでしょうか。
■マツダ新型「EZ-6」ってどんなクルマ?
マツダの中国法人は、2024年11月に現地で開催された「広州モーターショー」にて、新型「EZ-6」の実車を展示しました。
EZ-6は、マツダと中国の自動車メーカーである長安汽車が共同開発し、販売するEVセダン。
2024年4月の北京モーターショーで世界初公開され、同年10月26日に中国で発売となりました。
マツダは、「マツダのデザインテーマである魂動(こどう)に基づいたスタイリングや、人馬一体の走行性能を、長安汽車の電動技術やスマート技術と組み合わせた電動専用車」としており、電気自動車とプラグインハイブリッド車の2種類を用意することで、中国市場でのニーズや幅広い嗜好に対応しています。
ボディサイズは、全長4921mm×全幅1890mm×全高1485mm、ホイールベースは2900mm。
エクステリアは、デザインテーマとして「Authentic Modern」を掲げ、魂動デザイン特有の生命感や上品な美しさを表現しながら、EV化時代にふさわしいスタイリングとし、シンプルで伸びやかなフォルムを通じて、新しさもありながらクルマが本来持つ魅力を表現しました。
フロント部分には細めのヘッドライトが備わっており、シャープな印象を与えます。
テールライトは横一文字に加えて、左右にそれぞれ半円があしらわれている、新たなデザインが特徴的です。
サイドのドアハンドルが光る仕様となっているのも、スタイリッシュさを演出しているポイント。
インテリアは、センターの大型パネルが目を引くほか、シンプルなベージュの内装色で空間が彩られていて、上品さと高級感を感じさせます。
パワートレインは、電気モーターを搭載したモデルと1.5リッター直列4気筒エンジンに電気モーターを組み合わせたモデルの2種類を用意。電気モーターは最高出力258馬力を発生し、1回の充電、給油での航続距離は前者が600km、後者が1300km以上となっています。
安全装備として、車線逸脱警報システムや、スマート・ブレーキ・サポートなどの機能を装備。
ボディカラーは全8色から選択可能で、価格は13万9800元(約299万3868円)から17万9800元(約385万483円)で販売中です。
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中国市場でマツダのフラッグシップセダンとして売られている、EZ-6。
電気自動車とプラグインハイブリッド車の2種類を用意していることがセールスポイントのひとつですが、とくにプラグインハイブリッドモデルの航続距離1300km以上という数値は目を見張るものがあります。