有限会社上野美装が、スズキの軽オープンカー「カプチーノ」を用いて、マツダのとある名車風にカスタムする様子をSNSに公開しています。一体どのようなクルマを製作しているのでしょうか。
■マツダ「“軽”RX-7!?」とは!?
アンダーコート、レストア用水性防水材販売を手掛ける有限会社上野美装が、スズキの軽オープンカー「カプチーノ」を用いて、マツダのとある名車をカスタムしているといいます。
2024年11月12日には完成途中の姿をSNSに投稿し、話題を集めています。
上野美装といえば、自社が取り扱う水性防水コート剤のReBlock(リブロック)を用いて、スズキ・カプチーノで日産の名車「シルビア(S15型)」を再現した“チルビア”が、クルマ好きの間で話題を集めました。
公式SNSでは2024年8月にチルビアの完成した様子を投稿。ボディは、ポップなグリーン一色で塗装されるほか、シルビアの灯火類が移植されるなど、“軽シルビア”といえる1台に仕上がっています。
そんななか、すでにチルビアに続いてカスタムカー第2弾を製作中だといい、カプチーノをマツダの2ドアスポーツカー「RX-7(FD3S)」風にカスタムする、“軽 RX-7”を作成しています。
RX-7といえば、初代モデルが1978年に「サバンナRX-7」として登場。FD3S型のRX-7は、3代目として1991年にデビューしました。
3代目は、スタイリッシュでコンパクトなボディはそのままに、流れるような曲面のボディデザインが特徴的。2021年には発売から30年を迎え、今でも多くのファンから愛されています。
上野美装は9月9日に「FD no エフディーノ製作中」と公式SNSにつづり、掲載された動画にはエフディーノと命名された製作途中の車両が映し出されています。
最近では11月12日に「reblock carカーボンパテ完了エフディーノここまでできました」とつづり、白いパテが塗られたエフディーノの姿もアップされています。
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エフディーノの様子は、公式YouTubeにて#1からシリーズ化され、ゼロから手が加えられていく様子を見ることができます。
車両の錆が多く錆穴も目立った状態だった#1から、フロント部分、ボディサイドなどを手掛けていき、#10ではボディを外し錆を処理する工程、また穴埋めやフレーム製作中の工程へと移されています。
その後#11、#12では錆びたフロアを交換し床をイチから作り上げ、#16には外装パーツを装着。
11月18日に公開された#18では、ボディ全体にパテを塗っていき、研ぎ出し、アンダーコートを塗装する場面も公開されました。
動画を見たユーザーからは「うおおお!かっこええええ!」「超カッチョイイ」「夢や浪漫があって素晴らしいです」「完全にFDですね」などさまざまな反響が集まっていました。
なかには「これは販売するのでしょうか?これで軽登録だったら相当人気出そうな予感が(笑)」といったコメントも。
これに対し担当者は「欲しい方がいたらご相談に乗ります」とも回答しており、市販化する可能性についてコメントしていました。
リブロックで手掛けたエフディーノはどのような姿で登場するのか、今から期待が高まります。