トヨタのドイツ法人は、2024年9月11日、新型「プロエース」を発売しました。このクルマについて、日本でも様々な反響が出ています。
■トヨタ新型「プロエース」に「欲しい」の声!
トヨタのドイツ法人は、2024年9月11日、新型「プロエース」を発売しました。斬新な大口顔を持つ同車に、SNSなどでは様々な反響があります。
プロエースは、トヨタが欧州で販売する小型商用車。設計、生産はプジョーやシトロエン、フィアットなどを傘下にするステランティスグループが行っており、そこからトヨタに供給されているOEM車です。
初代モデルが登場したのは2013年で、1度のフルモデルチェンジを経て、現行モデルは2016年に発売された2代目モデル。
今回ドイツで発売された新型プロエースは、2代目モデルの大幅改良版という位置づけでした。
ボディサイズは、全長4980mm(ロングは5330mm)×全幅1920mm×全高1895mm(ロングは1935mm)、ホイールベースは3275mm、シート配列および乗車定員は1列3人乗り、2列6人乗り(3+3)。
エクステリアは、従来モデルにくらべてロアグリルを大型化し、代わりにヘッドライトの間のアッパーグリルをなくしたのが特徴です。
インテリアは、インストルメントパネルを10インチタッチスクリーンを中心に再設計し、メーターは液晶化。
ハンドルを新たなデザインのものに変更したほか、前席中央のシートを倒すとデスクとして使えるようにもなっています。
パワートレインは、1.5リッターディーゼルエンジン、2.0リッターディーゼルエンジン、電気モーターの3種類を用意。
1.5リッターディーゼルエンジンは最高出力120馬力、2.0リッターディーゼルエンジンは最高出力144馬力、電気モーターは最高出力137馬力を発生します。
電気モーターを搭載したEVモデルでは、バッテリーの容量が75kWhのモデルと50kWhのモデルがあり、1回の充電での航続距離は前者が349km、後者が221kmを実現。
さらに、プロエースには乗用仕様の「プロエースヴァーソ」も販売されており、シート配列および乗車定員は2列5人乗り(2+3)、3列7人乗り(2+2+3)、3列8人乗り(2+3+3)、3列9人乗り(3+3+3)の4種類となっています。
ボディカラーはプロエースが全4色、プロエースヴァーソが全5色から選択可能で、価格はプロエースが3万6907.85ユーロ(約596万円)から、プロエースヴァーソが4万4870ユーロ(約724万円)から販売中です。
このような特徴を持つプロエースに対し、現在出ている反響は、「次、このクルマほしい」「良いな」「国内に入れてくれんかな?」というもの。
ざんねんながら日本国内ではプロエースは販売されておらず、今後についても日本国内での販売に関する正式発表はありません。
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ステランティスグループの技術を借りて欧州で活躍中の、プロエース。
プロエースヴァーソも含めれば、ユーザーの需要にあわせてさまざまなシート配列が選択できる、実用性の高いクルマです。