BMWの日本法人は新型「4シリーズグランクーペ」発売しました。
■フロントデザインを一新…
BMWの日本法人は2024年10月25日、新型「4シリーズグランクーペ」を発表しました。
同日に発売しています。
「4シリーズ」は、BMWの中核モデルである「3シリーズ」をベースとするクーペモデルです。3シリーズの6代目モデルから派生するかたちで、2013年に初代4シリーズが誕生しました。
3シリーズよりもワイドなボディ、そして低めに設定されたシルエットを持ち、2ドアクーペやカブリオレ(オープン)のほかに、4ドアクーペの「グランクーペ」もラインナップされています。
現行型は2020年に登場した2代目で、縦型デザインのフロントグリル「キドニーグリル」をはじめとするデザインの一新に加え、最新の先進運転支援システムの採用などのアップデートが施されました。
今回登場したのは、4シリーズ グランクーペ(G26)の一部改良モデルです。
ボディサイズは全長4785mm×全幅1850mm×全高1450-1455mm、ホイールベースは2855mmです。
ヘッドライトには縦2本のシグネチャーランプを取り入れた新デザインのLEDヘッドライトを装備し、表情を一新。
上級モデルではアダプティブLEDヘッドライトとレーザーテールライトが標準装備され、さらに精悍な印象をもたらします。
また、「Mパフォーマンス」モデルでは赤く塗装されたMスポーツブレーキを装備するとともに、フロントまわりを従来のセリウムグレーからブラックの加飾に変更し、ヘッドライト内もブラックアウト化。さらにスポーティさが際立ったデザインとなりました。
先進機能は従来と同じく最新の安全機能や運転支援システムを搭載。高性能カメラとレーダーなどで、高い安全性能が保たれています。
高速道路での渋滞時は、ドライバーの負担軽減と安全確保を支援する「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下ではハンドルから手を離しての走行が可能です。
また、「OK BMW」と話しかければ、各種操作や目的地設定などが可能な最新世代のコネクティビティも装備。スマートフォンで検索した目的地の共有や、Apple CarPlayにも対応しています。
さらに、スマートフォンをドアハンドルに近づけると、ロックの解除や施錠ができる「BMWデジタルキー」も標準装備。
キーを所持していなくても乗り降りが可能となっています。さらに、ロック解除に使ったスマートフォンを使ってのエンジン始動も可能です。
ラインナップは2リッター4気筒ターボガソリンエンジン搭載の「420i グランクーペ M Sport」、387馬力・500Nmを発揮する3リッター直列6気筒ターボガソリン搭載のハイパフォーマンスモデル「M440i グランクーペ xDrive」、さらに2リッター4気筒ディーゼルエンジン搭載の「420d グランクーペ xDrive M Sport」を用意します。
駆動方式は420i グランクーペ M SportがFRで、ほか2モデルは4WDです。
価格(消費税込)は722万円から988万円です。