スズキのインド子会社は2024年11月4日、新型セダン「ディザイア」を発表しました。このモデルについて一体どのような反響が見られるのでしょうか。
■スズキ新型「クーペセダン」発表!
2024年11月4日、スズキのインド子会社のマルチ・スズキ(以下、スズキ)は、新型「ディザイア」ティザー映像・画像を初公開し、予約受け付けを開始しました。
日本では見られないスズキの上質なセダンということもあり、早くも様々な反響が見られます。
ディザイアは、マルチがインド市場向けに製造、販売しているセダン。
初代モデルが登場したのは2008年で、スズキのハッチバックである「スイフト」をベースに開発されたことから、当初は「スイフトディザイア」という車名でした。
その後、2017年に3代目に代わるタイミングで、ディザイアへと車名変更。
今回インドで予約受け付けを開始したのは、上記の3代目からフルモデルチェンジし、4代目となった新型モデルです。
新型ディザイアのボディサイズは、全長3995mm×全幅1735mm×全高1525mmで、ホイールベースは2450mm。
エクステリアは、フロント部分に幅の広さを強調する横長のライトを採用し、ベースであるスイフトの4代目モデルと大きく差別化しました。
またリア部分はテールライトを「ト」の字に光る独特の形状とし、視認性と個性を両立させています。
インテリアは、スイフトの4代目モデルと共通するパーツ形状が多いものの、インパネを横に走るメッキのラインなどによって、差別化しつつ上質感を高めているのがポイントです。
パワートレインには1.2リッターエンジンを採用。最高出力81馬力・最大トルク111Nmを発揮するガソリン仕様のほか、ガソリンとCNG(天然ガス)の使用が可能なバイフューエル仕様(最高出力69馬力・最大トルク101Nm)の2種類を用意。
5速MTもしくは、クラッチ操作を自動で行う5速AGSのトランスミッションを組み合わせます。
ボディカラーは全7色から選択可能で、価格は67万9000インドルピー(約122万円)から販売されます。
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このような特徴を持つディザイアについて日本国内のSNSでは、
「現行スイフトベースなのか、日本でも買えないかな」
「フロンクスがたくさん売れたらインド製のスズキ車が増えるかもしれないね」
「日本でも売ってくれ~!カッコいいセダンって必要だと思う」
「価格から何から羨ましい。5速MTもラインナップしてるし日本でも販売して欲しい」
という、日本国内での販売を望む声が多数見られます。
また、上記反響の中で挙げられている「フロンクス」は、インドで生産され日本で販売が開始したスズキのコンパクトSUVです。
もし成功例になれば、今後もインド製のクルマが日本に導入される流れができるかもしれません。
次に見られるのが、
「今時のデザインでカッコいいぞ!インパネ周りもいいじゃん」
「1度乗ってみたいなぁ、日本でも試乗させてくれたら欲しい人が増えるんじゃない?」
「コレは売れるな。値段次第だけど」
「普通のセダンの選択肢がカローラしかない現状、安価なディザイアの日本展開は良策では?」
という、価格についてのコメントです。
インドでは日本円に換算して約122万円という良心的な価格で売られており、仮に同じような価格帯で日本展開されれば、手を出しやすい部類に入るといえるでしょう。
そのほか見られたのが、
「先代まではスイフト感が強かったけど今回は別物だね」
「これを2ドアのクーペにしたら最高にカッコいいと思う! スズキさんお願いしますよ」
というデザインに関する声で、スイフトとの差別化を評価するとともに、派生モデルとして2ドアクーペの登場を提案するユーザーもいました。