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6速MT搭載! 超レトロな新型「4ドアスポーツカー」発表! 「匠の手作り」ボディד旧車デザイン”がカッコイイ! 新型「M55」わずか“10日”で完売に

くるまのニュース 2024年12月2日 15時30分

光岡自動車は、2024年11月に発表した新型「M55 Zero Edition」について、抽選販売の受付を終了したと発表しました。

■期待の「M55」わずか10日で受付終了!

 光岡自動車(以下光岡)は2024年12月2日、先月11月21日に発表した新型カスタムカー「M55 Zero Edition」について、抽選販売の受付を終了したと発表しました。

 新型M55 Zero Editionは、2023年11月に発表された「M55 Concept」の市販モデルです。ハンドメイドのカスタムカーを手掛ける光岡が2023年に創業55周年を迎えるにあたって製作されました。

 ホンダのスポーツハッチバック「シビック」の11代目がベースで、1968年の光岡創業とともに歩んできた同世代のユーザーをターゲットとし、そうした世代が1970年代にあこがれたスポーツカーのデザインなどを取り入れています。

 M55 Conceptは発表当初、シビックの供給体制が不透明であったことなどから市販の予定については未定としていましたが、その後に開設された特設サイトでは非常に多くの応援コメントが寄せられました。

 さらに、東京・富山の光岡ショールームで展示された際も、多数の来場者でにぎわい、寄せられた応援メッセージが掲出され、期待が持たれていました。

 そうしたことから2024年2月、光岡はM55 Conceptの市販化を決定。第一弾として、2024年に登録済みの「シビック LX」(6速MT車)をカスタムしM55 Zero Editionとして100台が限定販売されます。

 デザインなどはM55 Conceptそのままで、フロントフェイスは逆スラント形状に変更。メッキベゼルに丸目4灯ヘッドライトやハニカム形状のアッパーグリルを組み合わせ、当時のトレンドだったスタイリングを再現。

 リアはダックテールスポイラーやウインドウルーバーを装備したほか、フロント同様メッキベゼルにブラックガーニッシュと曲線的なテールランプを備え、旧車のようなスタイリングを再現しています。

 インテリアはシビックから大きな変更はないものの、当時の高性能車に見られたハトメ加工を施したブルーレザーのシートを装着。雰囲気ががらりと変化しています。

 ベース車同様に先進運転支援機能「ホンダセンシング」も搭載するほか、パワートレインは、1.5リッター直噴ガソリンターボエンジンで、6速MTのみの設定です。

 販売価格(消費税込み)は、808万5000円からとなります。

 なお、M55 Zero Editionは100台となるため、販売に際し350名の応募者から選ばれる抽選販売の形式がとられ、抽選受付期間は発表翌日の2024年11月22日から2025年1月19日までを予定していましたが、12月1日を持って終了。

 わずか10日での受付終了について、光岡は「私たちの想定より短期間のうちに応募者数が上限の350名様に達しましたことは、私たちにとりまして大きな励みとなり、素直に喜びを感じております」としています。

 なお、受付終了が早まったことで抽選も前倒しで実施され、12月中には抽選結果発表の連絡が実施されます。

※ ※ ※

 M55は今後、シリーズとしてCVT搭載車やハイブリッドの「e:HEV」をベースにしたモデルの投入も検討しているとしています。

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