インパルは2024年11月30日、日産の軽自動車「ルークス ハイウェイスター」用の新たなエアロパーツを発表しました。
■日産 新型「軽ハイトワゴン!?」発表!
2024年11月30日、チューニングパーツメーカーのインパルは、日産の軽自動車「ルークス ハイウェイスター」(2023年6月15日以降の後期モデル)用の新たなエアロパーツ(エアロダイナミクスシステム)を装着した、新型「インパル ルークス」を発表しました。
インパルは、日産の元ワークスドライバーであり、「日本一速い男」とも呼ばれた星野一義氏が1980年に起ち上げたカスタムブランド。
長年のモータースポーツ活動などで培った技術やノウハウを、エアロパーツなどの製品開発に導入することで、本物志向のユーザーを中心に人気を博しています。
そんなインパルが、日産の軽ハイトワゴン「ルークス」のカスタム仕様にあたるルークス ハイウェイスター向けに開発したのが、今回発表された新型インパル ルークスです。
ルークスは、全高の高さを特徴とする軽自動車で、初代モデルはスズキのハイトワゴン「パレット」のOEM車として2009年に誕生。
軽自動車らしからぬ広い車内スペースや両側スライドドアを備えることで、高い人気を獲得しました。
2014年には車名を「デイズルークス」に改めた2代目が登場。
企画開発を日産と三菱の合弁会社「NMKV」が担当し、製造も三菱の工場で行なわれることになります。
そして現行型は2020年にフルモデルチェンジした3代目で、車名が再びルークスに戻されるなど原点回帰しました。
今回発表の新型インパル ルークスのベースとなるルークス ハイウェイスターは、ルークスのカスタム仕様となるモデルで、フロントグリルとバンパーにワイドな次世代「デジタルVモーション」デザインを採用。
躍動感と高級感に磨きをかけ、より上質でモダンテックな存在感を演出しています。
さらに新型インパル ルークスでは、インパルならではの専用パーツや装飾などを装着しエアロダイナミクスを追求。
スポーティさと迫力のあるデザインを実現し、ルークスの魅力をさらなる高みへと押し上げた1台となっています。
具体的には、フロントスポイラー、サイドステップ、リアハーフスポイラーといったエアロパーツにくわえて、ボンネットガーニッシュ、リアサイドガーニッシュ、リアルーフサイドガーニッシュなどの装飾パーツで構成されており、どれも形状は複雑。
公開された画像では、エアロパーツがスーパーブラックに塗装されていることもあって、引き締まった印象の仕上がりとなり、軽自動車の枠を超えたスポーティな走りの躍動感すら伝わってきます。
また、ボンネットガーニッシュによってフロントグリルが視覚的に大きく見えるため、フロントマスクの精悍さが増しているのも印象的です。
※ ※ ※
これら新型インパル ルークスは公式サイトで公開されているものの「COMING SOON」とも記載されており、本格的な販売についてはインパルからの続報が待たれます。
しかしパーツの価格などは公開されており、パーツセットの価格(消費税込、以下同)はスーパーブラックの単色塗装済みで28万500円。
スーパーブラックとブレードシルバーでの2色塗装も可能で、その場合は29万1500円。
またパーツ単体での購入も可能となっているようです。