ナイトイルミネーションやウインタースポーツ、雪景色の温泉、そして年末年始の帰省など。冬場は何かと人を乗せる機会が増えます。そこで今回は、ドライバーが“メチャ嫌がる行為”と題して紹介します。
■マジで勘弁!特に冬場にありがちな「助手席迷惑行為」とは
助手席に人を乗せていると、ときどき「デリカシーがない人だなぁ」と思うことがあります。この「デリカシー」は、スペルを「delicacy」と書き、デリケート(delicate)の名詞形です。
日本語に訳すと「気配り」や「繊細さ」、「細やかさ」を意味します。この「デリカシーがない」とは、鈍感や無神経といった、本人が気づいていないからこそ起こしてしまう行動が主です。
逆にもしそれが故意だとしたら、その人は単なる「イヤなヤツ」というわけです。
それはさておき、この時期、助手席で「ソレやっちゃダメー!」とドライバーが嫌う行為デリカシーがない行為の1つめとして「靴&靴下を脱ぐ」が挙げられます。
夏場であれば裸足&サンダル履きのまま助手席に座る人もいるでしょう。
しかし冬場は、南国の地域や“某”俳優さんでない限り、素足に靴を履くなんてことはありません。
冬場、車内にはエアコン(暖房)が効いています。暖かい室内でそれこそ靴だけでなく、靴下まで脱いだら・・・そのニオイが車内に充満することになるのです。
なお、新幹線の車内でも平気で靴を脱ぐ人がいますが、これは注意していいレベルではないでしょうか(会社の上司だと言いにくいですが)。
そして2つめは「ダッシュボードに足を乗せる」です。
これも季節を問わず、乗せる人は平気でダッシュボードに足を乗せてきます。
前述したとおり、冬場は車内にはエアコン(暖房)が効いているのです。ダッシュボード付近にはエアコン風の吹き出し口があります。
すると例のごとく、足のニオイが断続的に車内に充満することになるのです…。
そして3つめは「暖房を使用しているのに窓を開ける」です。
単に暑いのかもしれませんし、車内やエアコンのニオイが気になるのかもしれません。それはそれでクルマのオーナー側にも原因があるかもしれないので辛いところではありますが…。
助手席の窓がそれなりに開いていると、風が巻き込んで実は運転席側は寒いんですね。
「ひょっとしてニオう?」とは聞きにくいと思うので、「ひょっとして暑いの?」と聞いて探りを入れてみてもいいかもしれませんが、前者だったときはかなり辛いです。
■残り2つは「けっこうやりがち」なことも…
4つめは「コートを着たまま暑いと言われる」ことです。
短距離の移動であればコートを着たままでも仕方ありませんが、着たままの状態で「暑い」と言われても困ってしまいます。
かといって「熱いなら脱いで」とも言い辛い場面もあるし…。
なかには「コートを脱いでまた着るのが面倒くさい」という理由で、頑なに着たままの状態を貫く人がいます。
本人のスタイルだから仕方ありませんが、エアコンの温度設定を下げて対応するしかなさそうです。逆にこちらが寒くなりますが、こちらがコートを着て対応することになるのでしょう。
そして、イチバン最悪とも言えるのが5つめ「飲み物をこぼす」です。
季節を問わず車内で「飲み物をこぼす」のはかなり困ってしまいますが、特に冬場は、ドロッとした液状のものや味が濃い飲み物が多いのです。
具体的にはポタージュスープ系、ホットコーヒー&ココア系などです。
特にポタージュスープ系の飲み物を車内にこぼされたら…。車内にニオイが充満するだけでなく、シートやフロアマット、カーペット類など、汚れた部分をきれいに洗浄しないといつまで経ってもニオイが残るため、こうなるとかなりの悲劇です。
この「こぼす系」のアクシデント、まわりにも“常習犯”がいませんか。
もし“常習犯”が助手席に座る場合は、事前にクギを刺しておいた方がいいかもしれません。