トヨタは、「プリウス」のプラグインハイブリッド車に新グレードを追加し、2024年10月1日から販売を開始しました。この新たなグレードが追加されたプリウスの発売にネット上では様々な反響が集まっています。
■「“高性能”プリウス」に反響が集まる!
トヨタは10月1日に「プリウス」のプラグインハイブリッド車に「Gグレード」を新たに設定し、販売を開始しました。
より幅広い選択肢を提案出来るように設定されたという新グレードですがネット上では反響が集まっています。
プリウスは1997年に初代モデルが登場した世界初の量産ハイブリッドカーです。
現行モデルは2023年に登場した5代目となり、「Hybrid Reborn(ハイブリッドの生まれ変わり)」をコンセプトにモデルチェンジが行われました。
歴代モデルの高い環境性能を引き継ぎつつ、内外装は大きく刷新し、動力性能もスポーティな味付けに生まれ変わりました。
発売当初はハイブリッド車(HEV)のみでしが2023年3月15日にプラグインハイブリッド車(PHEV)の最上級「Z」グレードがラインナップに追加されました。
そして、今回そのプラグインハイブリッド車に新たなラインナップとして手に届きやすい「G」グレードも追加された形です。では、どのようなモデルなのでしょうか。
ボディサイズは、全長4600mm×全幅1780mm×全高1430mm、ホイールベースは2750mm。
エクステリアは、低く構えたフロントフェイスやシャープなLEDヘッドライトが印象的です。流れるようなルーフラインとリフトバックスタイルにより、空力性能と美しさを両立しています。
さらにブラック・金属調シルバー塗装のフロントロアグリルや、ブラックアウトされたセンターピラーガーニッシュ、グレースモークのリヤコンビネーションランプなど、Zグレードに劣らぬPHEV固有の意匠を採用。
インテリアは、HEVのGグレードと同等の仕様になっており、シンプルでクリーンにまとめられ、8インチのディスプレイオーディオを中心としたコックピットデザインを採用しています。
サテンメッキ加飾のシフトノブ、上級ファブリックシートなど質感の高い素材と、広々とした居住空間が特徴です。
パワートレインは、2.0リッター直列4気筒エンジンと電動モーターの組み合わせにより、システム全体での出力は223馬力を実現。駆動形式は、2WDです。
燃費性能は、ハイブリッド走行時の燃費は37.2km/L(WLTCモード)と、圧倒的な低燃費を誇ります。
コンパクトなリチウムイオンバッテリーを搭載し、EVモードの航続距離は最大87km(WLTCモード)と、日常使いにも十分な性能を備えています。
安全装備では、最新のToyota Safety Senseを標準装備。プロアクティブドライビングアシストや高度なレーンキープ機能が、より安心感のあるドライブをサポートします。
グレードは、新たに設定された標準仕様の「G」と最上位モデルの「Z」の2グレード展開です。
カラーバリエーションはグレードにより異なりますが全6色が用意され、特に新色のエモーショナルレッドは多くの注目を集めています。
新型プリウスPHEVの価格(消費税込み)は、「G」グレードが390万円、「Z」グレードが460万円です。
この新型プリウスPHEVについてネット上では、「プリウス=地味のイメージが完全に覆った」「コンセプトカーみたいな近未来感あるな」などというエクステリアデザインに対する称賛が目立ちました。
そして「装備が簡略化されたとはいえ70万円の差は大きい」「この値段ならアリだな!」など、新たに設定されたグレードの価格設定に対するコメントも。
さらに「充電の手間はあるがEVモードの航続距離は魅力的だ」「マンションに充電スポットあるから買い替えたいな」「ホントEVとHVのいいトコ取りだな」と、PHEVモデルに関して注目、好感を持ったコメントが見受けられました。