レクサスは2024年10月30日、「UX」の特別仕様車「F SPORT Emotional Explorer」「Graceful Explorer」を発表しました。販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
■レクサスの「小さな高級車」2つの異なる特別仕様車登場!
レクサスは2024年10月30日、「UX」の特別仕様車「F SPORT Emotional Explorer」「Graceful Explorer」を発表しました。
販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
UXは、レクサスのコンパクトSUVとして2018年に初代モデルが登場しました。
UXのボディサイズは全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mm、ホイールベース2640mmと比較的コンパクトな部類です。
デビュー時のラインナップは、2リッターガソリンエンジンモデル「UX200」とハイブリッドモデル「UX250h」が展開されていました。
その後2020年10月にはレクサス初のバッテリーEV(BEV)として「UX300e」を追加。
2023年12月にはマイナーチェンジを実施し、第5世代ハイブリッドシステムが採用され、UX250hは車名をUX300hへと改名。
またHEV、BEVのみのパワートレイン設定となったことで、この改良時にガソリン車のUX200が廃止されました。
今回の発表では、ハイブリッドモデルのUX300hに、“F SPORT Emotional Explorer”と“Graceful Explorer”という2種類の特別仕様車が設定されました。なお、2022年7月に同様のモデルが発売され、今回で第2弾となります。
2種類の特別仕様車は、スポーティさとエレガントさという、それぞれ異なる性格を極めたスタイルとなっています。
まず「F SPORT Emotional Explorer」は、UX300hのスポーツグレード「F SPORT」をベースに、さらに走りのイメージを際立たせ、精悍な仕様に仕上げています。
エクステリアは、ブラックルーフを組み合わせたバイトーンカラーを設定。アルミホイールは切削光輝とブラック塗装、さらにドアミラーもブラックに仕上げアグレッシブで引き締まったスタイルとなっています。
インテリアもブラックを基調に各所にフレアレッドのアクセントを施し、さらにフレアレッドカラーのシートベルトも備わります。
また前席シートにはベンチレーション機能とヒーターを特別装備し快適性を向上。安全面でも、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能つき)が導入されています。
一方「Graceful Explorer」は、UX300h version Cグレードをベースに、エレガントで洗練された雰囲気に仕上げています。
エクステリアは、スピンドルグリル、ヘッドライト、アルミホイールにシルバーのアクセントを施し、ボディカラーと同色のフェンダーアーチモールを設定することで、UXの洗練されたスタイルを一層際立たせています。
インテリアも、専用カラーの「モーブ」をシートとドアトリム、アームレストに採用。ステアリングとシフトノブには「L tex(合成皮革)」が採用され、落ち着いた雰囲気の室内空間を演出します。
またパノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)、ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)などを特別装備するなど、予防安全装備を充実させるとともに、使い勝手の良さを向上しました。
販売価格(消費税込み)は「F SPORT Emotional Explorer」が、2WDが545万2000円、AWDが571万7000円です。「Graceful Explorer」は2WDが511万円、AWDが537万5000円です。
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販売店での反響について、都内レクサスの販売店営業スタッフは以下のように話します。
「問い合わせは多数いただいていますね。
UXはコンパクトサイズが良いけどSUVタイプが良い方にご支持をいただいています。ほかのSUVと比べると後席がコンパクトですが、長さが短いので運転しやすいと思います。
当店だとどちらかというとスポーツタイプのほうが人気です。なかでもシートベルトが赤色に変わっていたりとなかなかないので、その点もご好評いただいています。
一方でスポーツタイプのほうが、シートが硬いので、腰が悪い方などにはラグジュアリータイプをご案内しています」
なお、納期について担当者は「現在は約3ヶ月ほどとなっており、今ですと2月のお届けです」と話していました。