トヨタの米国法人が発表した新型「グランドハイランダー」2025年モデルについて、SNSなどではさまざまなコメントが寄せられています。
■新たな「爆速大型SUV」登場… 日本投入に期待の声も
トヨタの北米法人は2024年11月4日、新型3列シートSUV「グランドハイランダー」2025年モデルを発表しました。12月下旬に発売を予定しています。
SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。
トヨタ「ハイランダー」は2001年に登場した3列シートミディアムSUVです。米国のみならず欧州や中国でも展開しており、初代は日本でも「クルーガー」として販売されていました。
そしてグランドハイランダーは、このハイランダーの派生車種として2023年に誕生。3列目の居住性を高め、乗員全員がゆったり乗れるSUVというキャラクターを持っています。
ボディサイズは、全長5116mm×全幅1989mm×全高1781mm、ホイールベース約2949mmです。
プラットフォームは日本でも販売中の「ハリアー」や「RAV4」などと同じGA-Kを採用。
エクステリアはハイランダーをベースに、上下に分割された台形のハンマーヘッドグリルと薄型ヘッドライト組み合わせ、存在感を強調。
ボディサイドは大きなクオーターウィンドウや垂直に近い角度のテールゲートにより、横から見ても3列目の居住空間と荷室がともに拡大されたことを示唆しています。
インテリアはインパネにソフトパッドを採用し、ドアトリムまで連続したウッド調トリムを装備することで、モダンで上質なデザインとなっています。
3列目は大人が座れるたっぷりとしたサイズのシートを装備し、個別のUSBポートやスマートフォン収納スペース、カップホルダーやグリップも設けられ快適性が向上しています。
パワートレインは、2.4リッターターボガソリンと、2.5リッターハイブリッド、またシステム最高出力362馬力・最大トルク400 lb・ftを発揮する2.4リッターターボ「ハイブリッドマックス」仕様の3タイプを用意。
ハイブリッドマックスは、0-60マイル(約0-96km/h)加速が6.3秒で、トヨタは発売当時「トヨタ史上最もパワフルなミドルサイズSUVとなる」と表現しています。
駆動方式はハイブリッドマックスのみ4WDで、ほかの2タイプではFFと4WDどちらも選択できます。
今回、発表された2025年モデルでは、ボディカラーに新色ヘビーメタル(一部グレードのみ)を追加したほか、2列目キャプテンシートに、取り外し可能なセンターコンソールを追加しました。
また、ラインナップに「ハイブリッド ナイトシェード エディション」と「LE」を追加しました。
ハイブリッド ナイトシェード エディションは、20インチホイールやドアハンドル、バッジ、ドアミラー、リアスポイラーなどをブラックとし、精悍な印象を与えています。
LEは、60:40分割式の2列目と3列目のシートを備えたベーシックな8人乗り仕様。3ゾーンエアコンや12.3インチタッチスクリーンなどを標準装備としつつ、安価にまとめています。
先進運転機能では、最新の「トヨタセーフティセンス3.0」やブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートを標準装備。上級グレードでは渋滞アシストも利用できます。
新型グランドハイランダー 2025年モデルの価格は、ガソリンエンジンモデルが4万860ドル(約622万円)から、ハイブリッドモデルが4万4210ドル(約673万円)、ハイブリッド MAX仕様が5万4690ドル(約832万円)です。
SNSなどでは大型SUVに関心があるユーザーが多いようで、新型グランドハイランダーについてさまざまなコメントが寄せられています。
「カッコイイ」「ナイトシェードがいいかも」など、デザインや新設定のハイブリッド ナイトシェード エディションを評価する声がみられます。
また、「グランドハイランダーのハイブリッドマックス速すぎでは?」「鬼加速すぎる」など、ハイブリッドマックス仕様の加速に関心を持つ人も。
また、「TXじゃなくてグランドハイランダーでもいいから日本に入れて欲しかった」「国内発売はいつ?」「RAV4やハリアーじゃ物足りない人には需要ありそう」「日本でも売ってほしい」と、国内投入を求めるコメントも多く寄せられています。