トライアンフモーターサイクルズジャパンは新型「ボンネビルボバーTFC」を発表しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
■超レトロ仕上げの「特別仕様」がカッコイイ!
2024年12月10日、トライアンフモーターサイクルズジャパンは新型「ボンネビルボバーTFC」を発表しました。
このモデルは、トライアンフ ファクトリー・カスタム「TFC」によるカスタマイズが施された特別仕様の限定モデルで、世界で750台のみが製造されます。
「ボンネビルボバー」は、ボバー独自のスタイルと伝統にインスパイアされたスタイルに加え、先進的なエンジニアリングや個性的なサウンドを融合したモデルです。
このボンネビルボバーをベースとする新型ボンネビルボバーTFCでは、シリアルナンバー入りのバッジがついたビレット加工のトップヨークをはじめとした、TFC独自のカスタマイズがボディ各部に施されています。
デザインには、トライアンフのペイントチームの手によるマーブルゴールドテクスチャーのアクセントが施されたツートンペイント仕上げを採用。
さらに燃料タンクには、ペイントアーティストによる手書きサインが入っています。
サイレンサーはアクラポビッチ製で、カーボンファイバー製のエンドキャップとともに、アグレッシブなスロットルレスポンスを引き立てます。
またこのモデルには特別に、オーリンズ製サスペンションやブレンボ製ブレーキなど、高性能パーツが贅沢に搭載され、同時に標準モデルと比較して大幅な軽量化を実現。
ゴールドアルマイト加工が施されたフロントフォークやビレット加工のエンジンカバーバッジなどは、洗練されたカスタム感を演出します。
ブラックのプレミアムレザーシートやリアルカーボンファイバー製パネルも特別感を高めるパーツで、ライディングポジションを最適化する機能も持ちます。
パワーユニットの1200ccの2気筒エンジンは、メーカーによるチューニングが施され、低回転域でのレスポンスが向上。
ライディングモードには新たに「スポーツ」「ロード」「レイン」の3モードが追加され、スロットルレスポンスがさらにクイックになりました。
アクラポビッチ製ツインエキゾーストは深みのあるサウンドを奏で、新型ボンネビルボバーTFCならでは特別なキャラクター性を強調します。
トライアンフモーターサイクルのチーフ・コマーシャル・オフィサーを務めるポール・ストラウド氏は、同車について以下のように話します。
「新型ボンネビルボバーTFCは、先進のテクノロジーとクラシックなスタイルを完璧に融合させたモデルです。
トラクションコントロールは安定性を確保し、新しいマルチファンクション・リアライトはクリーンでミニマルな外観を保ちながら、高い機能を提供します。
世界中の情熱的なカスタムシーンにインスパイアされ、最高のデザインエンジニアが手掛けたこのモデルは、圧倒的な精度で作られた希少なハンドクラフトの逸品です」
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新型ボンネビルボバーTFCの車両価格(消費税込)は、249万9000円。
ボディカラーは「ファントムブラック」1色のみで、全国のトライアンフ正規販売店にて2024年12月から販売が開始される予定です。