エネオスは、2024年11月上旬に開催されたSEMAショー2024にて、20年以上放置されていた1972年式のトヨタ「セリカ」のレストアモデルを実車展示しました。これについてユーザーから反響が集まっています。
■20年ぶりの「セリカ復活」に反響多数
2024年11月5日から8日までアメリカ・ラスベガスで開催されるカスタムカーの祭典「SEMA SHOW 2024」にて、エネオスは20年以上放置されていた1972年式のトヨタ「セリカ」のレストアモデルを実車展示しました。
これについてユーザーから反響が集まっています。
セリカといえば、初代モデルは1970年12月に登場しました。
それまでの日本車では珍しかった滑らかな曲線を描くデザインや、ふっくらしたボディーライン、メッキのフロントバンパーなどが、ダルマのひげ面に見えることから「ダルマ」の愛称で親しまれました。
一方インテリアには水温系、燃料計とは別に油圧計と電圧計を備えるなど、スポーティな雰囲気デザインとなっています。
パワーユニットは、直列４気筒の1.4リッター（84馬力）、1.6リッター（シングルキャブ／100馬力）、1.6リッターOHV（ツインキャブ／105馬力）、1.6リッターDOHC（ツインキャブ／115PS）の4種類展開です。
そんな“ダルマセリカ”が今回エネオスの手によって復活。レストアモデルが実車展示されました。
同車のオーナーは、ベテランレーサーであり、フォーミュラドリフトチームのマネージャー兼エンジニアでもあるステファン・パパダキス氏。レストアの模様などは、仲間のSNSなどで度々投稿されていました。
20年もの間放置されていたというダルマセリカですが、ボディワークをオーバーホールしているほか、エンジンも再構築。
その上、2.2リッターにボアアップ、デュアル44ミクニPHHサイドドラフトキャブレター、モータースポーツ仕様の配線ハーネスなども備わり、最高出力170馬力を発揮する仕上がりに。
足回りについても、JRZダンパー、テクノトイチューニング製テンションコントロールロッド、4リンクリアサスペンションなどを採用し、サスペンションを大幅にアップグレードしています。
エクステリアは、Toy Garageが製作したTRDスタイルのフェンダーフレアとリップスポイラー、リアウィングが備わるほか、ホイールとタイヤの幅を広げ、存在感を高めています。
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ダルマセリカのレストアモデルに、「めっちゃかっこいい！」「十分にかっこいいねこれは」「今のクルマよりこういうクルマが好きだなあ」「すっごい好み」など多くの反響が集まっていました。
なお、エネオスではこのほか1971年式ダットサン「240Z」や1960年式ルノー「ドーフィン」などのカスタムモデルを展示していました。