2024年11月16日から愛知県常滑市でアウトドアイベント「FIELDSTYLE EXPO 2024」が開催。本イベントで、神奈川県相模原市に本拠地を置くカーターは250ccエンジンを搭載する「APトライク250」を展示しました。
■新型「3人乗りトライク」開発進む!期待の声も多数!
神奈川県相模原市のカーターは、すでに「APトライク125」を販売していることで知られていますが、これに続くモデルとして、大排気量化を実現した新型「APトライク250」を開発中です。
一体どのようなモデルで、ユーザーからはどのような期待の声が上がっているのでしょうか。
APトライクは、「ちょい乗り!ちょい載せ!ちょー便利!」をコンセプトにした3輪車。
第1弾となる125ccモデルはすでに展開中で、全長2200mm×全幅1000mm×全高1650mmのコンパクトな車体に屋根を備え、雨の日でも快適に運転可能です。
個性的な特徴としては、普通自動車免許で運転でき、定員は最大3人まで乗車可能。
保険や税金関係は250ccバイク同等のため維持費を安価に抑えられる点が挙げられます。
また、自動車用のコインパーキングの使用も可能なので、外出先の駐車にも困りません。
そんなAPトライクシリーズに追加されるモデルとして、カーターは現在250ccエンジンを搭載した新型APトライク250を開発中。
カーターによれば、APトライク125の出力は平坦な道路を単独で走行するには十分であるものの、複数人の乗車や重量物の積載、急な坂道では力不足と感じるという声もあったとのこと。
そのため、よりパワフルなエンジンの搭載に向けてAPトライク250の開発に着手したと説明しています。
新型APトライク250は、信頼性の高い「ZONGSHEN」製のエンジンを搭載し、最高出力15.6馬力、最大トルク1.98kgf・mを発揮します。
冷却方式は、125cc版が空冷だったのに対して250ccでは水冷に変更。また変速機は、本格的なクラッチ付きの5段変速に進化し、あらゆる走行条件に適応できるようになりました。
さらに注目点としてはフレームも新設計で、強度を確保したサイドアルミフレームを使用。
サスペンションは3リンク式リジッドアクスルに変更されて操縦安定性が向上しています。
125ccモデルで好評だった車体サイズについては、引き続き125ccモデル同様のコンパクトさを維持し、日本の道路事情にも適した使い勝手の良いサイズ感が維持されます。
また新型APトライク250も、これまで通り普通自動車免許で運転可能です。
車両価格は70万円台での販売が予定されており、カーターからの続報に期待しましょう。
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この新型APトライク250は、開発中のモデルでありながら、すでに多くの注目を集めており、SNSでも期待を寄せる投稿が見られます。
「おおお!5速MT+クラッチ付きになったのか!」「エンジンが水冷になるってことは、排熱を利用したヒーターを追加できるかな?」「暖房付いたらいいね~」など、250cc版で大きく代わったトランスミッションやエンジン周りに着目したコメントがありました。
APトライク125には空調機能などは無かったので、寒い冬にも乗りたいユーザーにからは、大排気量化による発熱を再利用したいと希望しているようです。
また、「250cc版の実現が近づいている感じでワクワクする」「しばらく続報が無かったから、中止になったのかと心配でした」「早く250cc版を出して!」といった、発売を待ち切れないという声も多数。
そのほか、「あったら便利そう!今までなかったのが不思議」「APトライクなら普通車1台分の駐車場に2台駐車できそう」「軽自動車からよりも、スクーターユーザーが雨濡れ対策で乗り換えそうだ」「400ccバイクで通勤してるけどオーバースペックだし、こういうニーズにAPトライクは合致するね」など、新型APトライク250のメリットについて話し合う投稿とともに、「後ろを荷台にしたモデルもあったら需要ありそうだね」「多少冠水した道路も走れるSUV仕様を出して欲しい!」といったさらなる派生モデルを提案するコメントもありました。