米国トヨタが「SEMAショー 2024」で公開した新型「ランドクルーザーROXコンセプト」についてネット上では多くの反響が集まっています。
■“オープンランクル”「ROX」誕生に反響多数
トヨタの米国法人は、新型「ランドクルーザーROXコンセプト」の実車の画像と詳細を2024年11月1日に初公開しました。
そして、2024年11月5日から8日まで米国ラスベガスで行われた世界的なカスタムカーショー「SEMA SHOW 2024」にて実車展示しました。
このコンセプトカーについて、ユーザーからさまざまな反響が集まっています。
ランドクルーザーは、1951年に登場した通称「トヨタ・ジープ(BJ型)」をルーツとする本格四輪駆動車シリーズです。約170の国と地域で販売されるグローバルモデルとなっています。
大きく分けて3つのタイプがあり、フラッグシップの「ランドクルーザー300」、ヘビーデューティー系の「ランドクルーザー70」、ライトデューティーの「ランドクルーザー250」が展開されています。
なお日本で展開されるランドクルーザー250は、米国ではランドクルーザーの車名でラインナップしています。
今回SEMA2024で展示されたのは、ランドクルーザー(日本名:ランドクルーザー250)をベースに、「限界を押し広げ、頑丈なユーティリティとオープンエアの自由を融合させ、ゲームチェンジャーとなるアドベンチャービークル」をコンセプトとして製作された新型ランドクルーザーROXコンセプトです。
ROXは、「レクリエーションオープンエクスペリエンス」の略称で、トヨタの米国法人は、「究極のアウトドアアドベンチャーのために設計されたオープンエアコンセプトでランドクルーザーの過去を継承した」と解説しています。
ボディカラーは、歴代ランドクルーザーのボディカラー「スプリング グリーン」にインスピレーションを得たという淡いグリーンが採用されています。
エクステリアは、ルーフを大胆に切断したほか、後部荷室部分はサイドパネルも一部排除されており、ピックアップトラックのようなスタイリングに変化。
またロールケージや、ルーフライト、新たにデザインされた前後バンパー、背面タイヤも装備され、アグレッシブな雰囲気に仕上がっています。
さらに、4インチのリフトアップと8インチのトレッド幅拡張、ワイドフェンダーの装着も実施。幅を広げ威圧的なスタンスを実現しました。
一方インテリアは、ヘリテージ オレンジのレザーを使用して再構成されており、レトロな雰囲気が特徴的です。
ネット上では新型ランドクルーザーROXコンセプトに対し、「これぞランクルって感じでかっこいいー!」「ゴツゴツしててワイルドでカッコイイ」「タフでモダンなデザインかっこいいな!」と好反応の声が。
さらに、「これが販売されたら爆売れの予感」「日本で出たら即注文したい」など日本での販売を求む声も見受けられました。