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69万円台! 中免で乗れる“小さな”ハーレーダビッドソン「X350」に注目! “高回転型”エンジン搭載の回して楽しいバイク! 新たな「ハーレーの魅力」を発見!

くるまのニュース 2024年12月27日 9時30分

ハーレーダビッドソン「X350」は、伝統的なアメリカンバイクのイメージを一新するようなモデルで新たな試みとして注目を集めています。一体どのようなバイクなのでしょうか。

■ブランドイメージに新たな風を吹き込む「X350」

 ハーレーダビッドソン(以下、ハーレー)「X350」は、軽快でモダンなスタイルの排気量353ccのスポーツネイキッドに分類されるMTバイクです。
 
 運転には普通自動二輪免許以上が必要ですが、400cc以下のため現行モデルのハーレーでは唯一大型二輪免許は不要なのが特徴です。一体どのようなバイクなのでしょうか。

ハーレーダビッドソン「X350」(2024年モデル)

 X350は、2023年にハーレーの伝統的なアメリカンバイクのイメージを一新するような新たな試みとして登場しました。

 ハーレーと中国のQJ MOTOR(以下、QJモーター)との共同開発により、アジア市場を意識した戦略的なモデルとして設計されたモデルです。

 QJモーターはイタリアの老舗バイクブランドBenelli(ベネリ)の親会社で、X350はベネリ「TN302S」をベースに設計されています。

 デザインは、ハーレーのフラットトラックレーサー「XR750」にインスパイアされた力強さのあるデザインです。

 ボディはスチール製メインフレームにスイングアームを組み合わせています。

 丸型ヘッドライトとシンプルなタンクがクラシックな印象を与える一方、シャープでモダンなボディラインを持ち合わせています。

 角ばったデザインのラジエーターガードがシャープなスタイリングのアクセントになっています。

 ハンドルはフラットトラック譲りのやや高めの位置に設定され、楽にハンドルが握れます。

 ステップ位置はバックステップ気味に設定されており、スポーティなポジションです。

 シートはワイドでフラット形状。シート高は777mmと低めに設定されており、足つきが考慮されています。

 足回りは、フロントにダンパー調整機構付きの41mm倒立フォーク、リアにはモノショックを採用。

 前後17インチのアルミホイールには、フロントがダブルディスクに4ピストンキャリパー、リアがシングルディスクのブレーキを組み合わせており、安心の制動力を持っています。

 パワーユニットは、最大出力36馬力を発揮する360°クランクの水冷4ストローク並列2気筒エンジンを搭載。

 吹け上がりがよく高回転ではスポーティなエンジン音とスムーズな加速で楽しい走りを実現し、中低速にも十分なトルクがあり街乗りや郊外のツーリングに十分なパワーを発揮します。

 350ccクラスとは思えない力強さのある、いいエンジン音も特徴とされています。

 機能面は、シンプルなアナログメーターを搭載しており、クラシックなバイクらしいデザインを採用。

 ヘッドライトやテールライトなど、ライト類はすべてLEDを採用しており、モダンな雰囲気を感じさせます。

 カラーバリエーションは「バジャオレンジ」「ビビッドブラック」「アトラスシルバーメタリック」「ホワイトパール」の4色です。

 X350の車両価格(消費税込)は69万9800円。最大乗車定員は2名です。

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 ハーレーダビッドソンを手軽に体験できる点がX350の最大の魅力です。

 扱いやすい排気量で初心者にも優しい仕様でありながら、ハーレーらしさを感じられるのは特筆すべきポイントです。

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