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1000万円超! 旧車デザイン採用の「グランドアルバイシン」が凄い! ベースはまさかのマツダ「ロードスター」!? フータンの「斬新レトロ」なオープンカーがスゴい!

くるまのニュース 2024年12月20日 12時50分

様々なモデルのベースとなっているマツダ「ロードスター」ですが、なかには1000万円超の高級レトロモデルへと変貌を遂げたものもあります。一体どのようなモデルなのでしょうか。

■「グランドアルバイシン」どんなモデル?

 マツダ「ロードスター」といえば、ライトウェイトスポーツの2シーターオープンカーとして根強い人気を誇ります。
 
 現行モデルは2015年にデビューした4代目(ND型)で、魂動デザインを取り入れたエモーショナルなデザインを採用。
 
 2024年1月にビッグマイナーチェンジを行い、デザインの変更や走行性能の進化、安全機能の充実など、さらなるロードスターらしさを追求しました。

存在感スゴい! フータン「グランドアルバイシン」

 そんなロードスターには、同車をベースとする派生車種が複数存在しており、アバルト「124スパイダー」や光岡「ロックスター」などが誕生。

 さらに、ロードスターをベースにレトロカスタムを施したユニークなモデルと言えるのが、「グランドアルバイシン」です。

 グランドアルバイシンはスペインのコーチビルダーであるフータン・オートモビルズが手掛けるモデルで、日本ではフータンジャパンが輸入して販売しています。

 ベースとなるのはスペイン仕様のロードスター(欧州名:MX-5)で、独自のエクステリアと内装のカスタマイズが施されました。

 ボディサイズは全長4205mm×全幅1820mm×全高1225mm。ロードスター(日本仕様)よりもひと回り大きいサイズです。

 2つのスタイルが用意されており、レトロデザインの「ヘリテージ」とスポーティな「ビスポーク」を設定。ソフトトップ仕様とタルガトップを選択することができます。

 ヘリテージは、縦基調のフロントグリルやクロームパーツ、クラシックなメッシュデザインのアルミホイールが特徴。ビスポークでは、スポーティなメッシュグリルやスポークデザインのアルミホイールが備わり、現代的なスポーツカーの印象を与えています。

 内装は、スペイン仕様のためハンドル位置は「左」ですが、基本的なインテリアは日本仕様のロードスターに準じたものとなっています。

 パワートレインは、1.5リッター直列4気筒エンジン(ソフトトップ仕様のみ)または2リッター直列4気筒エンジンが選択可能。トランスミッションは6速MTが基本ですが、タルガでは6速ATも設定されます。

 車両価格(消費税込)は、ヘリテージが978万円から1308万円、ビスポークが1028万円から1341万円です。

※ ※ ※

 2024年4月に開催された「オートモビルカウンシル2024」でグランドアルバイシンの実車が公開され、フータン・オートモビルズ30周年記念仕様のオプションが盛り込まれた「タルガ ローンチエディション」が披露されました。

 マットのボディカラーは日本初導入とのこと。価格(消費税込)は1288万円です。

 グランドアルバイシンに興味を持つ来場者も多く、「元がロードスターなのが全然分からない」「すごい造形」といった声が聞かれるなど、注目の的となっていました。

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