スバルのインドネシア法人は2024年11月26日、スポーツモデル「スバル BRZ」の新たな特別仕様車「ドリフトエディション」を発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■迫力エアロフル装備!
スバルのインドネシア法人は2024年11月26日、スポーツモデル「スバル BRZ(以下BRZ)」の新たな特別仕様車「ドリフトエディション」を発売しました。
BRZは、トヨタと共同開発したピュアスポーツモデルです。水平対向エンジンによる「超低重心FRパッケージング」を採用し、意のままに操る楽しさを追求しています。2012年に初代がデビューし、2021年に2代目となり、現在に至っています。
そんなBRZの特別仕様車ドリフトエディションは、「Garasi Drift(ガラシドリフト)」という自動車コンテンツ会社によって仕上げられたカスタムモデルです。
後輪を滑らせて走る、いわゆるドリフトの人気はインドネシアで年々高まっており、ガラシドリフトも競技会にBRZで参戦し、話題となっています。今回発表されたBRZドリフトエディションは、その競技マシンを模して開発したといいます。
フロントスポイラー、サイドスカート、フェンダーダクト、リアディフューザー、GTウイング、ボンネットパネルはドライカーボン製で、ガラシドリフトが設計したものです。
エアロパーツにはアクセントカラーとして赤色を施しています。見栄えだけでなく、空力特性や冷却性能も追求しており、ボンネットパネルには通気口を設けています。
ホイールは「アドバンレーシングGTビヨンド」の18インチ、レーシングホワイトを採用。ブレーキはブレンボ、サスペンションスプリングはスバルテクニカインターナショナル(STI)のものを採用しており、約2cmのローダウンとなっています。
コックピットとパワートレーンは基本的にノーマルのまま。赤色のシフトノブスイッチとシリアルプレートが特別感をさり気なく演出しています。
ボディカラーは「WRブルー・パール」のみで、ギアボックスは6速MTのみ。
価格はベース車より2億1400万ルピア(約200万円)高となる10億9900万ルピア(約1050万円)。販売台数は限定5台。購入特典としてガラシドリフトの競技マシンのミニカーが付いてきます。