第7回「日本バイクオブザイヤー2024」の原付部門にてヤマハ「XSR125」が最優秀金賞を獲得しました。一体どのようなバイクなのでしょうか。
■バイクオブザイヤー2024 原付部門“最優秀金賞”を獲得!
ヤマハ「XSR125」が、2024年12月18日に開催された日本二輪車文化協会主催の第7回「日本バイクオブザイヤー2024」原付部門で最優秀金賞を獲得しました。
一体どのようなバイクなのでしょうか。
ヤマハ「XSR125」は、125ccクラスの原付2種に分類されるネイキッドバイクです。
クラシカルな外観と最新技術を組み合わせた「Neo Retro」をコンセプトに展開しているXSRシリーズから最もコンパクトなモデルとして2023年12月に発売されました。
ボディフレームには、「YZF-R125」「MT-125」と同一の剛性バランスに優れたデルタボックスフレームを採用しています。
外装デザインは、クラシカルな雰囲気を演出する、丸型LEDヘッドライト、水平基調のタンク、タックロールシートを採用。
一方でヘッドランプやテールランプにLEDを採用するなど現代的な装備も標準装備されており、機能性とデザイン性を両立しています。
ヘッドライトステーやサイドカバーには、軽量化のため肉抜き加工が施されたアルミパーツを採用し、軽量化と機能美を追求しました。
ハンドルは、バックスイープの少ない幅広ハンドルが採用されています。
足回りは、37mm径の倒立式フロントフォーク、リアにはリンク式モノショックサスペンションを装備し、快適な乗り心地と走行安定性を実現。
また、軽量なアルミキャストホイールに17インチタイヤを組み合わせます。ブレーキには、267mmの大径ディスクブレーキに2ポッドキャリパーを備えています。
安全面では、ABS(アンチロックブレーキシステム)が標準装備されており、急ブレーキ時でも車輪のロックを防ぎ、安全性を向上させます。
パワーユニットは、最高出力15馬力を発揮する124cc水冷単気筒エンジンを搭載。
全回転域でパワーを発揮できるVVA(Variable Valve Actuation:可変バルブ機構)を搭載し、街乗りからツーリングまで快適な走行が可能です。
さらにアシスト&スリッパークラッチを採用することでシフトダウン時の挙動を滑らかにし、クラッチレバーも軽くなり操作性が向上しています。
機能面では、コンパクトな丸型LCDメーターを採用。速度、回転数、燃料残量などが表示され、視認性に優れています。
また、クラッチ操作を軽減するアシスト&スリッパークラッチも搭載され、操作性が向上しています。
エキゾーストサウンドにもこだわり、高回転域で透明感あるサウンドを発揮する3段膨張マフラーを採用し、パンチホールデザインのレトロなマフラープロテクターを合わせます。
カラーバリエーションは「ダルブルーソリッドB」「ビビッドイエローイッシュレッドメタリック3」「ブラックメタリック12」「ホワイトメタリックB(シルバー)」の4色展開です。
XSR125の車両価格(消費税込)は、50万6000円。
最大乗車定員は2名で、運転には小型限定普通二輪免許以上が必要になります。
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またXSR125には、ビキニカウルやカスタムシートなどさまざまな純正アクセサリーが用意されており、カフェレーサースタイルを表現することが可能です。