ダイハツのインドネシア法人は、「ガイキンド ジャカルタオートウィーク」に出展し、コンパクトMPVの「セニア」を出品しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■スポーティ&高コスパなコンパクトミニバン!
ダイハツのインドネシア法人は、現地で開催された「ガイキンド ジャカルタオートウィーク」(GJAW、会期11月22日〜12月1日)に出展し、コンパクトMPV(マルチパーパスビークル=多目的車)「セニア」を展示しました。
セニアは、2004年に初代がデビュー。コンパクトなボディサイズながら3列シート7人乗りを実現し、インドネシアにおいて新たなファミリーカー市場を切り拓きました。
現行モデルは2021年登場の3代目にあたります。
駆動レイアウトをそれまでのFR(フロントエンジン・リアドライブ)からFF(フロントエンジン・フロントドライブ)へと変更したことでパッケージ効率を向上。室内空間がより広くなり、多彩なシートアレンジと相まって、幅広い使い方ができます。
衝突軽減ブレーキやペダル踏み間違い防止、車線逸脱防止などで構成された「スマートアシスト」(現地名:Advanced Safety Assist)を搭載しているのもセールスポイントのひとつになっています。
ボディサイズは4395mm×全幅1730mm×全高1700mm、ホイールベース2750mm。リアドアの開閉はヒンジ式です。
パワーユニットは1.3リッター直列4気筒ガソリン(最高出力98ps・最大トルク12.4kgm)と1.5リッター直列4気筒ガソリン(最高出力106ps・最大トルク14.1kgm)の2種類があり、いずれもギアボックスは5速MTまたはCVTを組み合わせています。
今回GJAWに展示されていたのは、最上級グレードにオプション設定されるスポーティー仕様の「ADS」です。
外装の主な特別装備はフロント&リアバンパースポイラー、サイドスカート、バックドアガーニッシュ、スモークガラスなど。スポイラーに施された赤色のラインは、内装のインパネにも取り入れられており、スポーティな雰囲気を高めています。
価格は2億2265万ルピア(約215万円)から。最上級グレードの「R」は2億3685万ルピア(約230万円)からで、その900万ルピア(約85万円)高でADSを設定しています。