ダイハツのインドネシア法人は「ガイキンドジャカルタオートウィーク」に出展し、YouTuberのゴファル・ヒルマン氏がプロデュースした小型商用バンのドレスアップモデル「グランマックス ゴファル・ヒルマンスタイル」を出品しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■旧車デザインなダイハツ「グランマックス」がイイ
ダイハツのインドネシア法人は「ガイキンドジャカルタオートウィーク」(GJAW、会期11月22日〜12月1日)に出展し、現地出身のタレントでYouTuberのゴファル・ヒルマン氏がプロデュースした小型商用バンのドレスアップモデル「グランマックス ゴファル・ヒルマンスタイル」を出品しました。
グランマックスは2007年からインドネシアで生産されている小型商用車で、バン仕様とトラック仕様があります。
2008年から日本へ輸出され、トヨタがOEM供給を受けるかたちで「タウンエース」「ライトエース」(2020年廃止)として販売。
2020年からはダイハツが「グランマックスカーゴ」として、マツダが「ボンゴ」として販売するようになりました。ただダイハツのWEBサイトでは「2024年10月下旬をもちましてグランマックスカーゴの現行モデルの生産を終了しました」とあります。
グランマックス(バン仕様)のボディサイズは全長4045mm×全幅1655mm×全高1930mm、ホイールベース2650mm。
エンジンは前席下に配置したフロントミッドシップレイアウトで、1.3リッター直列4気筒ガソリン(最高出力88ps・最大トルク115Nm)または1.5リッター直列4気筒ガソリン(最高出力97ps・最大トルク134Nm)の2種類を設定。いずれも5MTを組み合わせています。
そんなグランマックスに対し、アメリカンクラシックをテーマに色鮮やかにドレスアップしたのが今回GJAWで展示された「ゴファル・ヒルマンスタイル」です。
プロデュースしたゴファル・ヒルマン氏は、YouTubeチャンネル登録者数130万人超の人気タレントで、クルマ好きとしても知られています。
フロントセクションをごっそり改造しており、円形ヘッドライトやシルバーバンパーなどでポップでレトロなスタイルを表現。その変身ぶりはリアにも及び、ガラスに装着したパネルの存在と相まって、四方八方どこから見ても古き良き時代の雰囲気とオリジナリティの調和を感じることができます。
ボディカラーはクリームホワイトとライトブルー、さらにイエロー・オレンジ・レッドのストライプを施しています。
インテリアはチェック柄を採用しています。価格は公表されていませんでしたが、カスタムパーツはキットとして販売するそうです。