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スバル新型「WRX“ワゴン”」発表! 2.4リッター「水平対向エンジン」×疑似8AT採用の「tS」!最上位の「新モデル」NZに登場

くるまのニュース 2024年12月25日 11時10分

2024年12月18日、スバルニュージーランド法人は「WRX」と「WRXワゴン」の最上級グレード「tS」を発表しました。どのような仕様になっているのでしょうか。

■2.4リッターモデルの最上級グレード!

 2024年12月18日(現地時間)、スバルのニュージーランド法人は「WRX/WRXワゴン」の最上級グレード「tS」の発売を発表しました。

 初代WRXは、2014年に3代目「インプレッサ WRX」のマイナーチェンジ時に、インプレッサの車名が外れてデビューしたスポーツセダンで、ラリーの参戦車両にもなったハイパフォーマンスモデル「WRX STI」と「WRX S4」の2種類が販売されました。

 2019年12月に、WRX STIは生産終了し、S4のみのラインナップとなり、2021年9月に2代目へフルモデルチェンジされるとワゴンモデルが追加され、現在に至ります。

 実はオーストラリア・ニュージーランド市場では、日本国内で販売されるステーションワゴン「レヴォーグ」がWRX ワゴンの車名で販売されています。

レヴォーグは当初、日本市場専用モデルとして開発、販売されましたが、オーストラリア・ニュージーランドは日本と同じ車両左側通行の右ハンドル車であるということもあり、2代目からはオーストラリアとニュージーランドでも販売されているのです。

 また、オーストラリア・ニュージーランド市場で販売されるWRXは、日本での「WRX S4」にあたります。

 WRX S4のボディサイズは、全長4670mm ×全幅1825mm×全高1465mm。スポーティなデザインと実用性を兼ね備えたセダンです。そのスタイルは、低重心を強調するワイドなスタンス、大型グリルやシャープなLEDヘッドライトが力強さを演出、走行性能を高めるエアロパーツが際立っています。

 WRXワゴン/レヴォーグのボディサイズは、全長4755mm ×全幅1795mm ×全高1500mm。洗練されたデザインと実用性を両立したスポーツワゴンです。ダイナミックなフロントフェイスや流麗なボディラインがスタイリッシュさを演出。なだらかに傾斜するルーフが空力性能と高級感を高めています。

 パワートレインは、両者ともに水平対向4気筒1.8リッターターボ、同2.4リッターターボの2種類、トランスミッションは両者ともにCVTですが、2.4リッターモデルは変速スピードを早めたり、シフトダウン時にエンジン回転数を上げるブリッピングを行う疑似8速スポーツAT「スバルパフォーマンストランスミッション」が採用されています。駆動方式は全モデルフルタイム4WDとなっています。

 2024年12月18日にスバルニュージーランド法人が発表したWRX及びWRXワゴンは、最上級グレード「tS」。

 tSは、日本市場で発売される「STI Sport」に相当する位置づけで、2.4リッターターボ+スバルパフォーマンストランスミッションのパワートレインを採用し、そのスペックは最高出力275PS・最大トルク350N・mと(日本仕様は375N・m)なっています。

 装備面ではエンタテインメント機能が強化され、Harman Kardonの10スピーカー&サブウーファーのオーディオを装備し、Apple CarPlayとAndroid AUTOに対応しています。また、USBタイプCポートを新たに追加し利便性も向上させています。

 また、WRXワゴンに新色「アステロイドグレーパール」が追加され「クリスタルホワイトパール」を廃止して代わりに「セラミックホワイト」を設定しています。

 価格は、両者ともに6万7990ニュージーランドドル(約605万円)とアナウンスされています。

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