ダイハツが「東京オートサロン2025」の出展概要を発表しました。モータースポーツの取り組みでは、通常仕様には存在しない5速MTとターボエンジンを搭載した「ミライース」のコンセプトカーが登場します。
■ターボ化&5速MTを搭載した「ミライース」登場!
ダイハツは、2025年1月10日から開催される「東京オートサロン2025」にブースを出展することを発表しました。
ダイハツが使命とする「お客様に寄り添い、暮らしを豊かにする」取り組みとして、“モータースポーツのすそ野を広げ、走る楽しさをみんなのものに”と“地域に寄り添い、日々の暮らしを守る”をテーマとし、計7台のクルマを出展します。
なかでも注目されるのは、モータースポーツのコンセプトカー「ミライース GRスポーツ コンセプト」です。
「軽セダン(軽5ドアハッチバック)」のミライースは、初代モデルが2011年に登場。誰もが気軽に乗れる「第3のエコカー」をコンセプトに開発されました。
現行モデルは2017年に登場した2代目で、外観はシンプルかつ無駄のないスタイルを実現。内装は水平基調のインストルメントパネルとし、こちらもすっきりとしたシンプルなデザインとしました。
パワートレインは、660cc自然吸気エンジンにCVTを組み合わせて搭載。駆動方式は2WDと4WDが設定されます。
2024年9月に行われた改良では、車両後方にコーナーセンサーを追加して後退時車両後方確認性を向上させたほか、全車に運転支援システム「スマートアシストIII」を搭載。
安全性が向上しながら、価格(消費税込)は99万2200円からと100万円を切るモデルをラインナップしています。
そんな低価格で、軽く、取り回しのしやすいミライースをベースとしたミライース GRスポーツ コンセプトの最大の特徴は、通常仕様には存在しない、ターボエンジンに5速MTを組み合わせたこと。
エクステリアには、専用デザインの前後バンパーが装着されるほか、オリジナルのボディカラーを採用。インテリアはスポーツシートが搭載され、誰でも気軽に走りを楽しむことができるコンセプトカーとして登場する予定です。
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このほかにダイハツは、全日本ラリー選手権などさまざまな競技に参戦している「ミライース モータースポーツ参戦車両」とラリージャパン2024に参戦した「コペン GRスポーツ」、サポートカーとして活躍した「ハイゼット トラック ジャンボ EXTEND2」、「アトレー WILDRANGER2」「ハイゼット トラック リフト 災害支援車」「ハイゼット トラック ツールベース」を出展します。