ホンダのインド法人は2023年11月11日、同社の公式SNSアカウントでコンパクトセダン新型「アメイズ」のティザー画像を初公開しました。どのような仕上がりとなっているのでしょうか。
■ホンダ新型「コンパクトセダン」初公開!
ホンダのインド法人は2024年12月4日、フルモデルチェンジを実施した新型「アメイズ」を発表しました。
SNSなどでは早速多くの反響が寄せられています。
アメイズは、ホンダが海外で展開しているコンパクトセダン。
初代モデルが登場したのは2013年で、今回発表されたのが3代目です。
ボディサイズは、全長3995mm×全幅1733mm×全高1500mm。
インドでは全長4m以上のクルマを購入する際に多額の税金がかかるため、これを回避するために、多くの大衆車が全長4m未満という小さなサイズに抑えられており、アメイズも例外ではなく、全長4m未満に抑えています。
エクステリアはフロントもリアも平面的な形状となり、絶壁のようなデザインに。
それでもリアのトランク容量は416リットル確保され、見た目以上の広さと実用性を実現しました。
インテリアは、シンプルながらもクラスを超えた豪華な雰囲気で、水平基調のインストルメントパネルや、暖かみのあるベージュの内装トリムとシートを採用。
後部座席用のエアコン吹き出し口を備え、大人5人が快適に乗れる仕様となっています。
パワーユニットには、1.2リッター直列4気筒エンジンを搭載。
5速MTもしくは7段変速可能なCVTと組み合わせ、最高出力90馬力・最大トルク110Nmを発揮します。
ボディカラーは、「メテオロイドグレーメタリック」、「ラディアントレッドメタリック」、「プラチナホワイトパール」、「ルナシルバーメタリック」、「ゴールデンブラウンメタリック」、「オブシディアンブルーパール」の全6色から選択可能。
価格は、79万9900インドルピー(約144万6893円)からの販売です。
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このような特徴を持つ新型アメイズに対し、現在日本国内も様々な反響が出ています。
まず、「想像以上にカッコイイ」「なんでこういうクルマを日本では出さないのかな?」「日本でも売って欲しい…」「こんなコンパクトセダンを待ってるんだよ」「MTがあるのも良いね」「ホンダのエンジンなら絶対面白いし、日本でも人気出ると思う」などという声が多数見られます。
インドのクルマでありながら、早くも日本のユーザーにも受け入れられている様子で、日本でも販売を望む声が多く上がっています。
また、「中高年向きって感じ」「人生最後の新車にいいかも」「お金のない余裕のない今の日本の若者には最適なクルマだと思んだよね」と、新型アメイズが中高年向きと若者向きとそれぞれ対照的な評価も寄せられています。
しかし逆にいえば中高年から若者まで、様々な年齢層のユーザーが乗ってもおかしくないクルマである、という見方もできます。
そのほか「サイズ的にはフィットのセダンってイメージかな」「日本市場だとグレイスが売れなかったし、アメイズも難しいようにも思える」と、新型アメイズと主力コンパクトカー「フィット」現行モデルとよく似たサイズと指摘する人も。
日本国内の都市部で乗るのに使いやすいサイズではあるものの、セダンというボディタイプ自体の人気が高まらない日本市場において、新型アメイズが売れるかどうかを疑問視している意見もありました。
取り回しのしやすいサイズ感や価格の手頃さなど、魅力が豊富にあり、日本国内のユーザーからも販売を望む声が多々見られる新型アメイズ。
仮に日本国内で販売されれば、幅広いユーザーから支持される可能性を秘めてはいるものの、基本的に海外を念頭に開発されたモデルのため、現在のところ日本への展開は一切アナウンスされていません。