Infoseek 楽天

最新「シエンタ“ウッド仕様”」がスゴイ! 「2人乗り」やフラットの“車中泊仕様”に大変身! 多彩なシート配置&「高級家具風の豪華内装」が魅力のユルト「バンライフ ルームキット」とは?

くるまのニュース 2025年1月13日 13時10分

2024年11月に「FIELDSTYLE EXPO 2024」が開催され、カーショップのYURTはトヨタ「シエンタ」向けの車中泊キット「VANLIFE ROOMKIT」を展示しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

■新しい素材にマホガニーを採用し、高級感がアップ!

 2024年11月16日・17日に、Aichi Sky Expo(愛知県常滑市)でカーイベント「FIELDSTYLE EXPO 2024(フィールドスタイルエキスポ2024)」が開催され、アウトドア関連の用品・サービス、それにアウトドアシーンに最適なオフロードカスタムカーやキャンピングカーなどが多数登場しました。
 
 そのなかで今回注目するのは、カーショップYURT(ユルト/静岡県焼津市)のブースで展示されていた、トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」向けの車中泊キット「VANLIFE ROOMKIT(バンライフ ルームキット)」です。
 
 一体どのようなクルマなのでしょうか。

 車中泊やロードトリップを楽しむユーザーに向けたサービス・商品を展開するユルト。

 今回、展示していたバンライフ ルームキットは、シエンタの車内で寝泊まりするのを目的としています。

 コンセプトは「日常は乗用車、週末は好奇心を掻き立てるクルマ」。

 最大の特徴は、1つのキットで4種類のモードに切り替えることができ、様々な場面で快適に過ごせるようになっている点です。

 まず基本となるのが、テーブルなどを折り畳んだ「乗用車モード」。

 そして、こちらから10秒程度で展開できるのが「ルームモード」で、後部座席を倒し、大人2人が余裕をもって寝られる広さのフルフラットなフローリングの空間を作ることができます。

 さらに片面のフローリングを収納し、後部座席をソファのように使って過ごせる「リビングモード」や、荷室の棚板を外テーブルとして使用し調理などを行える「アウトドアモード」にも変更可能です。

 このキットは2024年6月に行われた「FIELDSTYLE JAPAN 2024(フィールドスタイルジャパン2024)」にも展示されていましたが、今回のFIELDSTYLE EXPO 2024で展示したキットにはさらなるアップデートが行われています。

 一番の変化はルームキットに使用している素材に、高級家具などにも使われるマホガニーを新たに採用。

 これにより、室内空間の高級感が高められ、よりモダンなコーディネートに仕立てられています。

 さらに、マホガニーは時間経過によって色合いも変わるため、使い込むと車内の経年変化も楽しめるのも大きなポイント。

 くわえて、木材自体が軽くなったので、モード変更がさらに簡単になったことも、新たな魅力の1つです。

 バンライフ ルームキットの価格は67万9800円(消費税込み)です。

 なお、2024年12月時点では5人乗りのシエンタのみに対応しています。

※ ※ ※

 バンライフ ルームキットの人気はかなり高いようで、イベント時点で納期は3ヵ月待ちとのことでした。

 それもあってか、最近では新たな増産体制を計画しているとのことです。

この記事の関連ニュース