トムスは2025年1月に開催の「東京オートサロン2025」の出展概要を発表しました。一体どのような展示内容になるのでしょうか。
■トヨタ「GRヤリス」を高性能化!
2023年12月27日、トヨタのオフィシャルチューナーとしてモータースポーツ事業や自動車用品事業、デザイン事業を手掛けるTOM’S(トムス)は、2025年1月10日から3日間開催される世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」にブースを出展すると発表しました。
ブースでは、トムスの提案する新しいライフスタイルを具現化した、コンセプトモデル3台を展示するといいます。
この新しいライフスタイルを表したコンセプトモデルは、トヨタ車をベースとするカスタムカーで、「GRヤリス」「クラウンスポーツ」「ランドクルーザー250」の3台をトムスの流儀で仕上げました。
「スタイル1」を標榜するGRヤリスのテーマは「レーシングDNA」。
元々高性能スポーツカーとして知られるGRヤリスのポテンシャルをさらに引き出すべく、トムスのレース技術を注入したカスタマイズを実施したモデルです。
スーパーフォーミュラ譲りのグリーンのボンネットフードラインや随所に散りばめたアクセントによって、トムスのレーシングDNAを表現。
鋭い加速フィールや俊敏なフットワークなど、ホットハッチに求められる性能を研ぎ澄まし、エクステリアからも機能的でスポーティな雰囲気を醸し出したトムスのGRヤリスは、本気のサーキット走行から愉しい街乗りまで、レーシングスピリットを日常に解き放つカスタマイズカーを実現しました。
そして「スタイル2」を標榜するクラウンスポーツのテーマは「ユニバーサルスポーツ」。
クラウンスポーツが持つスポーツSUVの血統は残しつつ、スポーツマインドとエレガンスを見事に調和させたことで都会的な雰囲気も獲得した、新しいラグジュアリースポーツを提案する1台です。
デザインには街を颯爽と行く女性をイメージし、ボディにはパステルカラーを採用。
インテリアも「内装カラーチェンジパッケージ」によってジェンダーレスな雰囲気へと仕上げました。
ドライビングを満喫できるスポーティな走りと、日常の優雅な佇まいを両立した、様々なライフスタイルに寄り添う唯一無二のクラウンスポーツとなっています。
コンセプトカー最後の1台は、「スタイル3」のランドクルーザー250です。
同車は「アーバンオフローダー」をテーマにカスタムされ、持ち前の本格的なオフロード性能と圧倒的な存在感を、洗練された都市生活に合わせて再解釈。
ボディの無骨なラインを生かしつつ、スタイリッシュなエアロやカスタムペイントをまとうことで、野性的な魅力に都会的な要素と融合させ、新たなキャラクターを生み出しました。
一方でインテリアは、ハイグレードなホワイトレザーで装飾し、モダンでスタイリッシュな居住空間を実現。
機能性とデザイン性のバランスを追及したことで、タフでありながらエレガントな佇まいを実現し、街中でより強い存在感を放つ1台です。
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この3台のほかにもトムスは、レストアした車両やエンジンなどをブースで展示すると発表。
同社が培った技術を体感できるほか、オートサロン限定セールなどのイベントも予定されています。