Infoseek 楽天

ダイハツが「斬新軽トラック」を公開へ! 荷台が伸びる「画期的な機構」を採用! 秘密基地みたいな“ロングボディ”の「すごいハイゼット」 オートサロンで公開へ

くるまのニュース 2024年12月27日 6時40分

ダイハツは「東京オートサロン2025」で、「ハイゼット トラック ジャンボ EXTEND2」を公開します。どのようなクルマなのでしょうか。

■「屋根が伸びる軽トラ」がまた進化!?

 ダイハツは2024年12月26日、2025年1月開催のカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」へ出展すると発表しました。
 
 出展車両の1台である「ハイゼット トラック ジャンボ EXTEND2」(以下、ハイゼットエクステンド2)とは、どのようなクルマなのでしょうか。

ダイハツが東京オートサロン2025で披露する「ハイゼット トラック ジャンボ EXTEND2」

 ハイゼットエクステンド2は、ダイハツの軽トラックである「ハイゼット トラック」のうち、キャビンを延長して居住スペースを確保した「ジャンボ」仕様車をベースとしています。

 実はこのクルマは、2023年の「東京オートサロン2023」で公開されたコンセプトカー「ハイゼットトラック ジャンボ エクステンド」をベースにしています。

 最大の特徴は後部で、通常は荷台となっている部分に専用のキャノピーを装着。このキャノピーは筒状になっており、後ろに向かって1200mm延長します。

 これにより、キャノピー内部の空間が拡張され、最大荷室長は2600mmを確保。内部はマット敷きとなっており、着替えや車中泊も可能そうな空間が広がり、来場者を中心に大きな反響が寄せられていました。

 そして2023年11月、愛知県・岐阜県で開催されたFIA世界ラリー選手権(WRC)最終戦「ラリージャパン2023」会場の豊田スタジアム(愛知県豊田市)内で、「ハイゼット ジャンボ エクステンド」が公開されました。

 東京オートサロン2023のハイゼットエクステンドを実車化したもので、コンセプトカーではなく、公道走行可能な車両として登場しました。

 構造はコンセプトカーと異なり、筒本体ではなく外側のみがスライドする機構を採用。これにより車室内の空間は延長していないものの、リアは「壁と天井」が備わる空間を確保でき、テールゲートのタープテントを下ろすと、プライベート空間を確保できます。

 ボディはレッドに塗装され、ルーフやフロントフェイスにはブラックとイエローのストライプをあしらわれたほか、足元にはコンセプトカーと同様に、ボルクレーシング「TE37」のブロンズのアルミホイールを装着。

 ラリージャパンに出場する「D-SPORT Racing Team」の「コペンGRスポーツ」ラリーカーと同様のデザインとし、ラリーを支えるサポートカーとしての役割を果たしています。

 2024年11月、2024年シーズンのFIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦「ラリージャパン2024」の開催時にも再び姿を現し、コペンGRスポーツ(55号車・相原泰祐選手/萩野司選手)でJR3クラス3連覇達成をサポートしています。

 オートサロン2025で披露されるのは「エクステンド2」という名称の通り、これらのモデルの進化版とみられます。

 現在のところ詳細は不明ですが、公開された画像では筒の内部が異なっているほか、ホイールのデザインも変更され、ふたたび改良が施されているようです。

※ ※ ※

 このほか東京オートサロン2025のダイハツブースでは、「ミラ イース GR SPORT コンセプト」や「アトレー WILDRANGER2」、「ハイゼット トラック ツールベース」などの計7台が展示されます。

 東京オートサロン2025は、2025年1月10日から12日まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催予定です。

この記事の関連ニュース