乗用車をはじめ、世界中でさまざまなタイヤを製造・販売する「TOYO TIRES(トーヨータイヤ)」が、2025年1月10日〜1月12日に幕張メッセ(千葉市)で開催された「東京オートサロン2025」にブースを出展しました。
■TOYO TIRESブースでは超有名マシンたちを一挙に公開!
乗用車をはじめ、世界中でさまざまなタイヤを製造・販売する「TOYO TIRES(トーヨータイヤ)」が、2025年1月10日〜1月12日に幕張メッセ(千葉市)で開催された「東京オートサロン2025」にブースを出展しました。
1945年に設立されたTOYO TIRESは、2025年で創業80周年。そのメモリアルイヤーとなる東京オートサロン2025では、合計6台の超豪華な車両たちを展示し、会場をにぎわせていました。
なかでも最大の注目を集めていたのが、SUVおよびピックアップトラック向けのOPEN COUNTRY M/T-Rを装着した「Menzies Motorsports Mason AWD Desert Truck」です。
同モデルは過酷なオフロードレース、SCORE World Desert Championshipをターゲットに開発された競技用のマシンで、1100馬力にチューニングされたエンジンを搭載。2023年のチャンピオン、ブライス・メンジス選手が2024年のBAJA 400で大会4連覇を果たしたモデルで、その迫力は会場でも異質の雰囲気を放っていました。
■“マッド・マイク”選手開発のマシンも!
一方、ハイパフォーマンスタイヤブランド、PROXES(プロクセス)シリーズの装着モデルとして目玉になっていたのが、R888 R Driftを装着した「McLaren P1GTR MadMac」です。同車両は、文字どおりTOYO TIRESのブランドアンバサダー、マイケル・ウィデット(愛称:マッド・マイク)選手が開発したドリフト競技用のマクラーレンで、3ローターのロータリーエンジンを武器として、さまざまなカテゴリーで活躍したマシンです。
さらに、JAOSがレクサスGX550をベースにオーバートレイル仕様に仕上げた「JAOS LEXUS GX」も注目度が高く、同モデルにはニュータイヤとなるOPEN COUNTRY R/T TRAILを装着。これは原材料にサステナブル素材を使用したラギッドテレーンタイヤで、オフロード走行性能とデザイン性、サステナビリティを兼ね備えていることが同タイヤの特徴と言えます。
そのほか、OPEN COUNTRYの装着車両としては2024年のXCRスプリントカップ北海道で活躍した「MOMOTON MITSUBISHI TRITON」が展示されたほか、PROXES装着モデルとしてはマッド・マイク選手の息子、リンカーン・ウィテッド選手のドリフト専用モデル「TCP-Magic 6ROTOR ND ROADSTER」を展示。 さらに、ハイパフォーマンス欧州車×TOYO TIRESの世界観を提案すべく、欧州専門プロショップ、オートスタイリングショップ・ドルトが制作した「Dort BMW M4 Competition」など充実のラインナップです。
さらに参考出展として、サステナブル素材の使用比率を91%まで高めた「OPEN COUNTRY Sustainable Concept」も展示されており、全てを含めると16本もの主力タイヤが一堂に展示されていたこともTOYO TIRESブースの特徴となっていました。
東京オートサロン2025の開催初日には、マイク選手、メンジス選手、川畑真人選手など各カテゴリーで活躍する契約ドライバーたちが紹介されたほか、清水隆史社長があいさつ。清水社長は「2025年もモータースポーツ活動を通じて技術研さんを図り、魅力的な商品を供給していきます」と抱負を述べました。