スポーツカーのカスタムを得意とするCREWCH★クルウチは、2025年1月10日から開催の「東京オートサロン2025」にて、日産「スカイライン400R」に“6速MT”を搭載したカスタムカーを出展しました。
■6速MTの現行「スカイライン400R」が凄い！
2025年1月10日、様々なスポーツカーのカスタムおよびチューニングを手掛けるクルウチは、幕張メッセ（千葉市美浜区）で開催された「東京オートサロン2025」で、日産「スカイライン400R」のカスタムモデルを公開しました。
このカスタムカーには、通常ラインナップには存在しない「6速MT」が搭載されており、しかも実際に走行可能なモデルへと仕上げていることから話題となっています。
スカイライン400Rは、日産の象徴的なセダンである「スカイライン」に最高出力405馬力を誇る3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載したモデルで、国産メーカー純正の市販車らしからぬハイスペックとダイナミックな操作性が特長。
クルウチはこの400Rをもとにチューニングを実施し、エンジン出力を450馬力まで強化したうえ、日産「フェアレディZ」に搭載される“6速MT”を組み込みました。
さらにパーキングブレーキを足踏み式から“手引き式”に換装するなど、走りを楽しむことを最優先に考えて大規模な改造を施しています。
もちろんエクステリアにも手が加えられ、BUSOUフルエアロのほか、ボンネットやルーフもカスタマイズ。
オリジナルのサスキットを組み込んだほか、トランク上部には日産のスーパーカー「GT-R（R35型）」用のリアウイングも装着するなど、数々のカスタムが内外装に採用しています。
このように、同メーカーならではの信頼性の高い部品を用いた改造によって“スカイラインのMT仕様”は現実的な選択肢となり、スポーツカーファンの心を引きつける存在として完成しました。
クルウチによると、このカスタム車は自社ユーザーからの依頼によって製作されたものとのこと。
日本国内では、400馬力以上の高出力を誇りながら“MT”を採用する4ドア車が希少であることからも、同車の価値は際立っています。
今回のクルウチの手によるカスタムは、スカイライン400Rのスポーツセダンとしての可能性をさらに広げる魅力的なもので、現行スカイラインをスポーツカー愛好者にとってより身近な存在にしたと言えるでしょう。
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このクルウチの手掛けたスカイライン400RについてSNSなどでは、「欲しい！」「ずっと400Rのマニュアル車を求めてた」「3ペダルの400Rなら購入候補に入る」「よーしローンで買うぞー！」など、欲しいと考えて購入意欲を示すコメントが多数。
また、「サイドブレーキを足踏み式から手引きにしてるところが分かってる！」「これは最強のドリ車」「変速の速さではATに劣ると分かっていても、MT搭載は嬉しい…」「ライバル不在だし歴史に残るクルマになるな」「マジでMT希望！R34セダンに乗ってるけど買い替え先が無いんです」といった、今回のカスタムの方向性を強く支持する投稿も見られます。
一方で、「これは純正メーカーのカタログモデルで出して欲しかったです」「メーカーよりサードパーティーの提案の方が遥かにワクワクするよ」「なぜ日産はそれをやらないのかな？」「昔のNISSANだったらこういうの出したと思う」「完全受注の限定モデルとして販売を考えてくれたら良いんですけどね」「コスト対策でエステリアもパワーもそのままでいいから、MTだけでも搭載して…」と、MT仕様を純正メーカーである日産が出すべきだったとの声も多く寄せられました。