ダイハツは「東京オートサロン2025」にて、軽自動車「ミライース」のスポーツモデルとなる新型「ミライース GRスポーツ コンセプト」初公開しました。
■待望の「ターボ×MT」ミライースに大反響！
2025年1月10日、ダイハツは幕張メッセ（千葉市美浜区）で開催された「東京オートサロン2025」で、新たな軽自動車「ミライース GRスポーツ コンセプト」を初公開しました。
同車は、ミライースシリーズに初のスポーツ要素を導入したモデルで、しかも市販化されてもおかしくないほどのレベルに仕上がっているため、SNSでも大きく話題となっています。
「ミラ」はダイハツのベーシックカーとして長い歴史を持つ車種のシリーズです。
かつて1985年にはターボを搭載した「TR-XX」が登場し、軽自動車のホットハッチブームを牽引しました。
しかし、軽自動車のハイトワゴンブームの到来によってミラシリーズは徐々にシェアを失い、派生車も減少。
2011年にはスタンダードモデルのミライースが登場し、現在販売されているのはこの2代目ミライースのみとなっています。
このミライースの特徴は、軽量化とコスト削減により低価格と低燃費を実現してること。
現行モデルでは軽自動車トップクラスの燃費25km／hを誇り、環境にも財布にも優しいクルマとして支持されています。
そして今回、東京オートサロン2025に登場したのが、ミライースのスポーツモデルを提案するコンセプトカーです。
パワートレインには同車初の「ターボエンジン」と「5速MT」を装備し、走行性能を大幅に向上。
エクステリアも大きく改良され、スポーティなエアロ形状と高機能パーツを採用。
フロントバンパーやリアバンパーに組み込まれたスリットやエアロパーツは、ダミーではなく全てが機能し、走行時の温度管理や空力性能を高めています。
また、過酷なレースで傷の付きやすいバンパーの角部分は、別パーツとして取り外して交換が可能。
モータースポーツを楽しむ人に経済的な負担をかけない優しい構造となっています。
さらに、軽量かつ高強度のBBS鍛造ホイールやレカロ製セミバケットシートなど、「コペンGR」に採用された装備を取り入れ、優れたドライビング体験を提供。
内装はセンターコンソールで存在感を放つ5速MTを中心としたスパルタンな仕上がりで、誰もがスポーティな走りを心から楽しめるように設計されています。
ダイハツはこのモデルを市販化するとは明言しておらず、あくまでもモータースポーツを楽しむ裾野を広げたいというテーマのもとに開発した「提案モデル」として発表しています。
しかし先述したように、同車は作り込みのクオリティがコンセプトカーにとどまらないレベルとなっており、ファンからの熱いメッセージがダイハツに届けば市販化されるという可能性も否定できません。
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このミライース GRスポーツ コンセプトについてSNSでは発表直後から話題となり、「欲しい！現行イースはカッコいいデザインだと思ってました！」「発売されたら絶体に買います！」「ぜひ出してください！」「高校生のクルマ好きの息子が注目しています」「出て欲しいなぁ」「このような手の届く範囲でスポーティなクルマが必要だと思う」といった市販化を強く望むコメントや、早くも購入を希望する声が殺到。
また、「結局これくらいのパワーとサイズ感が一番楽しい」「軽自動車の64馬力自主規制を破ってくれ！」「ミライースはボディがしっかりしてて超軽量だから、コペンGRと同じ92N・mくらいでもかなり速いはず」など、パワーや走りのフィーリングを予想する人も見られます。
一方で、「ミライースらしく価格も控えめなら嬉しいなぁ」「標準モデルにターボ乗せるだけでいいから150万で売って」「出るなら買うから値段は200万を切るようにお願いします」「MOMOステアリングにレカロシート、BBSホイール付きなら乗り出し200万超えても納得する」と、希望する車両価格については大きく意見が分かれるかたちに。
そのほか、「ミラのターボが人気出たらアルトワークス復活するかもね!?」「スズキもアルトワークス復活させないと！」とライバル車について話し合ったり、「ワガママを言えば四輪ディスクブレーキ仕様にして下さい！」「数が出ないなら期間や台数限定で発売したらいいのでは？」「ラリー用に4WDモデルを希望します」「買ったらすぐフルバケに交換するからレカロシートじゃない廉価グレードも併売して欲しいな」など、思い思いの仕様を提案するコメントであふれていました。