BMWの日本法人は、2ドアスポーツカー「M2」の大幅改良モデルを2024年10月29日に発表。これについて、販売店のほか、SNSなどでもユーザーからさまざまな反響が集まっています。
■MTもある「新型2ドアスポーツカー」に反響多数
BMWの日本法人は、2ドアスポーツカー「M2」の大幅改良モデルを2024年10月29日に発表しました。
これについて、販売店のほか、SNSなどでもユーザーからさまざまな反響が集まっています。
M2は2015年に登場したコンパクト2ドアスポーツカーで、BMWのモータースポーツ部門であるBMW M社が手掛けています。
BMWを代表するスポーツカー「M3」や、市販車初のターボ車である「2002ターボ」など、BMWのハイパフォーマンスモデルの流れを受け継ぐクルマで、コンパクトなボディにハイスペックなエンジンを搭載するFR車を特徴としています。
現行型(G87)は2022年10月に登場した2代目。
ボディサイズは、全長4580mm×全幅1885mm×全高1410mm、ホイールベース2745mm。
エクステリアは2シリーズクーペをベースとしながらも、大きく左右に張り出した四角型調のデザイン。グリルにはBMWのアイデンティティである「キドニーグリル」を採用し、より存在感を強調します。
インテリアでは、視認性に優れた最新のディスプレイ「カーブドディスプレイ」や、全席乗員の身体をしっかりと支えるスポーツシートを備え、快適性能を向上。後席は大人2人がしっかり乗車できるように設計されています。
今回発表されたM2改良モデルは、パワートレインが大幅にパワーアップ。
搭載されるエンジンは、3リッター直列6気筒ツインターボエンジンですが、20馬力の出力向上が図られ、最高出力が480馬力にアップ。最大トルクも600Nm(MT車は従来通り550Nm)を発揮します。
トランスミッションは従来通り、3つのシフトモードを選択できる8速AT「Mステップ・トロニック」を搭載するほか、引き続き6速MTも用意されます。駆動方式は従来同様FRのみです。
新型M2の価格(消費税込)は、AT車・MT車ともに998万円で、全車右ハンドルとなります。
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M2の販売店での反響について、BMWの担当者は以下のように話します。
「価格が1000万円クラスのクルマというのもあり、購入される方は限られますが、スポーツカー好きの方などにご支持いただいていますね。
今回の改良モデルについては、反響も多くはないですが何件か問い合わせがきています」
納期は大体6か月ほどですが、装備や色、このほか状況によっても変わってきます」
手に届きやすい価格帯ではないため、問い合わせ数としては多くないものの、スポーツカー好きのユーザーや、M2を支持するユーザーからの反響はあったようです。
SNSでも「見た目かっこいいー!」」「見た目がわりと好み」「デザイン好き」と好反応の声、一方で「幅が大きいね」「サイズ結構大きいな」「値段高いなあ」「こんな高いんだ」とサイズ感や価格に驚く声など、さまざまな反響が集まっていました。
なお、新たなM2はすでに受注を開始しており、2025年4月からのデリバリーを予定しています。